賞味期限25年の非常食 サバイバルフーズを購入 高いけど買い替え不要なのでコスパは良い 現在は永谷園が製造中

2024年3月10日

災害への備えとして重要な非常用食料、ちゃんと準備していますか?また、賞味期限等確認していますか?今回は私のようなずぼらな方にピッタリの一度買ったら25年放置できる非常用食料を紹介します。数学的帰納法で考えると、賞味期限25年なら30年は大丈夫そう・・・?

非常用食料、どうしていますか?

少し前、当ブログでは災害時の備えとしてカセットガス機器を紹介しました。災害時に水、食料、火は必要不可欠ですよね。後は非常用トイレ、エネルギー(電池類、モバイルバッテリー等)といったところでしょうか。我が家は子供も3人いて大所帯?ですし、ある程度備蓄は行っています。カセットガス機器はとても利便性が高いので個人的なお勧めです。詳細は下記ブログをどうぞ。

なお、水はドラッグストア等でミネラルウォーターをいくつか箱買いして定期的に使用しており、非常用トイレや電池類の備蓄も勿論あります。ということで、今回は食事についてです。非常食というと缶詰や乾パン等が思い浮かびますが、皆さんはどうされていますか?なんとなく一般的には消費期限が数年のものが多いと思うのですがこまめにチェックするものではないし、買い替えるのもそのために消費するのも面倒ですよね・・・。という私が購入しているのが今回紹介するサバイバルフーズになります。その賞味期限はなんと25年。個人的な感覚では25年持つものはもう半永久的に持つのでは?と思ってしまいます(笑)

フリーズドライ食品は水がないと基本的に食べられないという弱点はありますが利便性は高いですよね。レトルトより場所も取らないですし。

サバイバルフーズについて フリーズドライとは

今回紹介するサバイバルフーズは現在「seiショップ」さんが企画販売し、永谷園が製造している非常用食料のシリーズです。

クラッカー、シチュー、雑炊等いくつかの種類があり、それぞれに10食分の大缶、2.5食分の小缶があります。右にamazonリンクを貼らせていただきますが、そのほかにも大手通販や公式ショップ等で販売されています。

このサバイバルフーズの歴史は結構長くて、公式ページにもありますが元々は1978年にアメリカのオレゴンフリーズドライ社から輸入を開始したもので、開発にはNASAや陸軍が関わっていたというフリーズドライ食品で、水やお湯を加えて食べるものになります。

現在の体制になったのは2018年からで、オレゴンフリーズドライとの代理店契約終了後に日本国内製造(永谷園)に切り替わっています。その際中身がなにか変わったのかは不明です。主要納品先を見ても政府機関から教育機関、自治体等大手で採用されており歴史も含めると実績はあると思います。お値段が張りますが、5年毎に5回買い替える手間とコストを考えるとコスパは良いんじゃないかな・・・??

さて、私も詳しくなかったのでフリーズドライについて少し確認してみました。フリーズドライ技術の基本は「昇華」です。下図で3重点と呼ばれる温度と圧力の交点より下の段階(赤色の線)で生じる現象で、この状態では固体から液体を介さずに直接気体に変化します。水の場合、おおよそ0度以下、4.6mmHgが3重点の目安で、そこより低ければ凍った状態から直接水蒸気になる、ということです。

カチコチに冷凍して、真空チャンバーで減圧して、そこにちょっとずつ熱を加えて水分を取り除く、という感じではないかと思います。基本的に形状や栄養価が保持されるのも良いところですね。

wikipediaより転載

量産としては1950年代くらいから主にアメリカで始まり、日本では1970年代初頭にお茶漬けやカップ麺で製品化され1982年に味噌汁が販売された、という流れになっています。皆さんご存じでしたか・・?

また水を取り除くと同時に酸化の防止も必要であるため缶内には窒素が充填されていることが多いようです。そりゃまあ、真空だと缶つぶれちゃいますからね。なお、基本的に水も空気もないので菌なんかは生存できない環境ですが芽胞やウイルスなど病原体には注意が必要だと思います。なお2016年にアメリカでフリーズドライイチゴの肝炎が発生したという報告がネットに散見されているのですが、ソースがはっきりしませんでした。

ただ、pubmedで調べてみるとフリーズドライでもA型肝炎ウイルスは残存するようであり、汚染に関しては完全な予防は難しそうです。一応確認できた2021年の論文を置いておきます。この論文だとフリーズドライ環境下ではむしろ生鮮食品と比較してA型肝炎ウイルスの分解が妨げられるみたい。興味深いですね・・・!!

今回購入したのはチキンカレー(約10食分)

我が家では11年くらい前に今の家になった際に非常用食料としてサバイバルフーズを購入しました。当時は上のリンクのようなセットを購入しましたが、それから10年以上、一回も開けていません。

うちはその後子供も増え、食べる量も考えるともう少し備えを増やそうかなと考えた結果、最近出た新味、チキンカレーを購入するに至りました。

リンクは小缶のものになります

このチキンカレーは2023年9月に発売された新しい商品で、過去2回ほど開発に失敗し満を持して発売されたようです。日本オリジナル商品ですし味も期待できそう・・・ということで今回は10食分の大缶を1つ購入しました。魅力については是非公式ページをご確認いただければと思います。

届いた缶がこちらになります。大きさはまあまあありますが、10食分の非常食と考えると小さいかな、と思います。缶は完全な密閉のためでしょうか、プルタブが付いたようなものではなく缶切りで開けるものになっています。当然ちゃんと缶切りは付属しています。しかもこの缶切り、IDEAL製らしいです。

側面には調理方法なんかも書いてあります。基本的に水(お湯)を足して作るのですが、入れる水の量も開けた缶で測ることが出来るようになっており、カセットガスコンロとお湯(水)があればすぐ食べられるようになっています。

なお、カレーなので主食としてサトウのごはんやクラッカー等があると良さそうです。これくらいなら適宜ローテーションして回せるんじゃないでしょうか?心当たりが多ければセットで備蓄をご検討くださいね。

味は・・・お高いので試していません!小缶で試すのを推奨

片手落ちで申し訳ないのですが、実はこの商品、味を試していません。幸い使う機会がなく今日まで来ているので・・・。製品として40年くらい歴史があるので、実際に25年経ったものを開けて食べる、という企画が雑誌であった覚えがあるのですが、今回発見できませんでした。その際には何の問題もなかったと確か記載されており、また、確か米国では消費期限が設定されていない、という話もあったかと思います。10年大丈夫、20年大丈夫なら30年は大丈夫?なんじゃないかなぁ・・・??

ただ、本家には水でも作れると書いてありますが、商品の性質を考えると食べられなくはない、くらいではないかと思います。水で作ることにならないためにも、やはり火は欲しいですね。

ただこのサバイバルフーズ、弱点はやはり価格です。リンクも貼らせてもらっていますが、10食分で約1万円となかなかに高価です。フルセット60食だと4.5万円ですからね。ちょっと勇気は必要だと思います。ただ買い替えなくて良いことを考えるとずぼらな方には特におすすめしやすいかなと思います。5年毎に買い換えるの、面倒ですよね(笑)

webで検索すると実食されているレビューもあるのですが、試すなら小缶で試すのがいいと思います。2.5食で3000円以上する「いい食事」になってしまいますけれど。良かったら気になるものを見てみてくださいね!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

おまけ 興味があっていつか買いたいモノ

そうそう、今回のブログは販売元のセイショップさんとは全く利益相反がなく、ただ私が紹介したかっただけなのですが、セイショップでは防災グッズをかなり色々そろえています。まあどれもイイ値段しちゃうのですが、web見ていてもなかなか楽しいので興味がある方はぜひ。特に装備品はガジェット好きにはお勧めです。

ということで私がちょっと気になっているのはBioLiteです。また暖房器具かと思われるでしょうが、ちょっとバーベキューも出来ちゃうキャンプストーブです。何が面白いって、これ、熱で発電する機能がついているんですよ。

この電気で送風し安定した燃焼を行い、かつ余剰電力をバッテリーに充電し利用することが出来てしまいます。熱でバッテリーが壊れないかちょっと心配ですが、何ともガジェット好きな私に響くアイテムです・・・!僕と同じように思う方がきっとこのブログには多いはず(笑)

まあ、オールインワンのセットだと4万円と、非常時のみの利用では勿体なくて購入していません。内容積が小さいこともあり、頻繁に燃料の補充が必要とのレビューがあるようです。それだけ安定して燃焼できるという証でもありますけどね。ただこれ、キャンプとかでも楽しそうだと思いませんか?英語ですが紹介動画があったので貼っておきます。欲しくなりますよ・・・

もし購入したらぜひ詳細にレビューにしたいなと思います。ではまた!