キャッシュレス時代 abrAsus (アブラサス) 「薄い財布」は 10年以上使える相棒としておすすめです

2022年3月14日

ここ数年のキャッシュレス化によりお財布の必要性は低下しています。今回は私がもう10年近く使っている、名前のとおり「薄い財布」を今更ですがご紹介させていただきます。
男性は特にポケットに財布やスマホを入れる方が多いと思いますがスマホの大型化が進む中、財布もデカいと大変ですよね。この商品は値段以上の価値があり長く付き合える、私が自信を持ってお勧めできる逸品です。新生活に、プレゼントに、検討されてはいかがでしょうか?

abrAsus について

今回する「薄い財布」を製造販売しているのはabrAsusというブランドで、SUPERCLASSICというサイトで数々の商品が販売されています。今回の財布は私が長く利用していることもあり紹介していますが、この財布自体は10年くらいの歴史があるロングセラー商品です。

この会社はそのうちやはりご紹介したいと思っている「ひらくPCバッグ mini」等も制作しており、消費者目線でデザインされた商品を色々扱っています。正直価格は安くないですが、必要な方にきちんと届く商品が数多くあります。私が常用しているのはこの財布とバッグ、あと冬場はストールかな・・・。

Amazonリンクもよかったらご確認ください。

この「薄い財布」が発売された約10年前はまだクレジットカード以外のキャッシュレス決済など存在せず、こんな時代になるとは思っていなかったと思います。ポケットに収まる日常で常用できる革財布を目指した結果出来上がった商品であり、当時そのコンセプトに一目惚れして購入したのを覚えています。詳細はぜひメーカー公式ページをご覧ください。結果として最近のキャッシュレス時代にふさわしいお財布になっていると思います。

薄い財布の作り よく考えられています

最近類似商品もあるようですが、おそらく最初にこのタイプの薄い財布をブランドとして構築したのはこの「薄い財布」だとお思います。ホームページにもある通り、小さく薄いにも関わらず財布の基本機能を網羅しているのが特徴です。だいぶ使い込まれています私が10年近く使用した財布の写真が下のものになります。

形としては一辺約10cmでほぼ正方形に近く、私が使っている状態で厚みも15mm程度です。形状としては所謂2つ折りの財布ですが、小銭入れは端に独立しており、アクセス時に財布を開く必要がありません。この小銭入れは理論上999円入り、実際に入れてみると確かに入ります。最近はキャッシュレスが主流になり小銭は最小限になりましたが、ないと困りますよね。子供がいると特にそうです。ガチャガチャとかショッピングセンターのゲームコーナーとか・・・。

開いてみると特徴的な切り欠きがあります。コレによって中身がある程度見えるのと同時に閉じた際にはお互いの革が重なり合って厚くならないように工夫されています。常識的な範囲の量のお札であれば、2つ折りにする際に小銭入れ部分の内側に入り込むため開いてしまうこともありません。なお、この財布のカード収納スペースは基本5枚です。重なって5枚が入る為、それぞれを見ることは出来ませんが切り欠きによって、収納した5枚のカードも取りだしやすくなっています。

カード5枚というのは実用的で最小限の量です。ポイントカード系は入れられないなと昔は思っていたのですが、最近スマホアプリなことが多く、困ることがなくなってきています。私の場合は基本免許証、キャッシュカードとクレジットカードが2枚ずつといったところです。ただ最近クレジットカードの利用頻度も減り、必要な時は以前ご紹介したwena3を利用してQUICPayやiDで支払ってしまうため、カード利用もかなり減っています。ただ、ポケットの厚みが一定のため、例えば3枚しかカードがないと、スカスカになって落下リスクがあるので注意が必要です。私の場合はコンビニでお金を引き出す機会はあまりなくなりましたが、口座間で入れ替えをするときなど振込手数料削減目的にキャッシュカードを利用することはあります。みみっちくてスイマセン。

タッチ決済用カードは札入れ部分に入れるのがお勧め

クレジットカード等は5枚のカードスペースに入れておけば良いのですが、タッチ対応のIDカードや交通系電子マネーは内部のカード入れに入れてしまうと反応しません。そういうカードはカード入れではなく札入れに入れるのが個人的にはお勧めです。開いた状態で一番奥に入れることで使い勝手をスポイルすることなく利用できます。スペースがある程度タイトなので、この状態で落下したり紛失したりしたことは少なくとも10年間一度もありません。

私の場合は特に交通系カードも今は以前ブログでご紹介したスマートバンド、wena3があるので利用しておらず、この部分には勤務先の一部で採用されているタッチ式IDカードを入れています。wena3はこのミニマムな財布との組み合わせで非常に高い効果を発揮します。クレジットカードや交通系マネー、スマホすら出す機会を減らしてくれますし好きな時計を取り付けられるのも魅力です。もしよかったら下の記事もどうぞ!

耐久性抜群 修理も可能 バリエーションも多数

この財布の耐久性は文句なしです。少なくとも私が10年近く毎日使用してトラブルはありません。私が購入したのは高島屋versionで革の素材や風合いが若干異なりますが、無数の傷はあるものの使用に支障がないことは勿論、ホック(ボタン)部分の動作も問題ありません。なお、ホックは久永製作所製ハイクラウンでした。全然詳しくなかったのでちょっと調べてみると、この部分にも色々種類があることがわかります。ハイクラウン革シリーズという革と金属の組み合わせでも痛みにくいホックがあり、この財布にはおそらくこれが採用されているものと思います。

メッキとコーティングがなされているとのことで、私の物を確認していますが、10年の経過でも明らかな腐食や革への悪影響はなさそうです。なお、問題が生じた際にはリペアセンターもあり、修理の対応もしていただけるとのことです。・・・幸いお世話になっていない為、詳細については公式リペアセンターページをご覧ください。

上の写真をみていただくと内装は綿とウレタン加工とのことで、長年のの使用で禿げてコットン下地が出ていますが、ベタつくこともなく不快感は皆無です。
さらに、このお財布、バリエーションが結構色々あります。色が違うとかは勿論なんですが、異なる素材を使用していたり、レディースカラーがあったり、非常に興味深いところで左利き用があります。カードや札が左手で出しやすいよう左右反転されたバージョンです。こういうところまで気が配られた財布は珍しいと思います。

宣伝文句に偽りなし 価値があるお財布です

個人のブログで新製品でもない、しかもお財布を紹介しても正直みて頂ける方は少ないと思うのですが、私が良いと思ったものを取り上げていくブログなので、興味を持っていただければ幸いです。この商品はグッドデザイン賞を受賞しており、ホームページの宣伝文句に「10年後のスタンダードを目指して快適さを追求した薄い財布」とあります。まさに今、販売から約10年経った現代のスタンダードとしてお勧めできる、価値あるお財布だと私は思っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。