長く使えて実はコスパが高いシェーバーシリーズ ラムダッシュ 6枚刃 レビュー USB-Cで充電可能

2022年12月18日

電気シェーバーといえばコレ。私が20年以上利用しているリニアモーター採用シェーバーです。おすすめポイントは1台買うと10年使える絶大な信頼性。毎日使うものですし良いものを買っておくのはおススメです。

我が家のPanasonic ラムダッシュシリーズ事情

当ブログにお立ち寄りいただく方に需要がある記事ではないと思うのですが、私が長年愛用しているパナソニックの電気シェーバー、ラムダッシュシリーズについて書きたいので記事にさせていただきます。実はブログ開設初期にも当ブログで記事にしているのですが、アクセスほとんどありません・・・。シリーズの沿革等紹介していますのでよかったらぜひこちらもご確認くださいね。

今年、上のブログでご紹介した2009年製ラムダッシュを最新型に買い換えました。主要因は電池の劣化です。一度交換していたのですが、それももう5年位前の話。交換後の電池もだいぶヘタってきており、替え刃交換のタイミングで思い切って買い替えることとなりました。

私が人生最初に自分で購入したリニアスムーサーから現在まで、20年以上が経過していますが今回のラムダッシュが3代目です。(刃の交換はしています)つまり、このシリーズ、普通に使うと10年くらいは使えるんです。すごくないですか??

ラムダッシュPRO 6枚刃について

我が家にあるのはマイナーチェンジ前のラムダッシュ6枚刃ですが、基本的には現在販売中のラムダッシュPRO 6枚刃が相当する商品です。上記前回記事ではラムダッシュは5枚刃まででしたが、2021年6月から新たに発売されたのがこの6枚刃シリーズになります。・・・正直何枚まで増えるんでしょうね?個人的にはもう増えないと思っていますが。

ただ、今回6枚刃になる経緯も非常に長く、私が使用していた4枚刃から5枚刃に変更となったのが2011年ごろなので、10年間はずっと5枚刃の時代でもう増やさないのかなと正直思っていました。

私が購入に至ったのもバッテリーがヘタっている4枚刃ラムダッシュからの成長が6枚刃ならはっきり感じられるかな、という理由もあります。(キャッシュバックキャンペーンも大きな要因の一つでしたが・・)

ラムダッシュシリーズは現在6枚刃、5枚刃、3枚刃の3種類があり、それぞれのラインナップに洗浄機の附属有無や表示の方式などで差別化が行われていますが、リニアモーター部分はほとんど共通でストローク数がちょっと変わるくらいです。ヒゲの状態と予算、洗浄機の要否等好みで選んでいただければ問題ないと思います。なお私の場合、洗浄機の使用頻度は週1回程度です。

ラムダッシュPRO 6枚刃 | 商品一覧 | メンズシェーバー(電動・電気シェーバー) | Panasonic

なお、5枚刃から6枚刃になって増えたのはアゴ下トリマーです。全体的にヘッドがより平たく面積が広くなっています。またすぐ下の項にありますが、最上位機種のみ持ち運びケース経由でUSB-Cによる充電が可能になっており、今回購入した大きな理由です。

商品や構造 最上位機種はUSB-Cで充電可能

一般的なスペック等の情報は公式ページをはじめ様々なwebで紹介されていますのでそちらをぜひご確認ください。今回私が購入したフルオプションのラムダッシュ6枚刃の場合、以下の点で差別化が図られています。

  • 洗浄充電器
  • マルチ機能ディスプレー(充電残量5%刻み)
  • USB-C対応充電ケース
  • シルバーアクセント

商品の外観です。箱もいい感じですね。購入当時のものなのでマイナーチェンジに伴い多少変更がある可能性はありますが、おおむねシンプルかつカッコいいパッケージです。本体もしっかりしています。

なお一番の目玉、USB充電ケースはとても良いのですが大きな問題が一つありました。それはヒンジ部分。機械的な構造になっておらずただ薄いプラで作られています。経年で破綻するのは確実でこの部分は10年持ちそうにありません。(まあそう頻繁に持ち運びませんが・・・)ケース自体も大柄で、ボロボロになった旧ラムダッシュのポーチと比較すると大きさも厚みもあります。でもまあ作りがしっかりし、充電機能が付いたため仕方ないとは思います。

本体の大きさについては次項になりますが、10年以上働いた相棒と並べるとサイズ感の違いが判ります。背面を見ると充電端子部の仕様は変更されていません。完成された商品であることがわかります。

やや重いが良好な使い勝手 4枚刃より速くて快適

10年以上の相棒である4枚刃と比較するとやはりヘッドが大きくなっています。刃の枚数が増えているので重量もありますね。ただ使い勝手は悪くないです。ヘッドの可動範囲はかなり広くてよく動きます。密着5Dシステムって名前なのですが、ヘッド部が前後左右上下、さらに可動域は狭いもののひねり動作に対応しています。さらに刃の部分が左右非対称に上下するので追従性は高いです。もう半年以上利用していますが、顎部分のそり残しは明らかに減りました。かかる時間も減っていて進化を感じます。

欠点を言うなら鼻の下とか面積の小さいところでしょうか。一部でしか当たらないので面圧が強くなりがちです。また、ヘッドと本体の隙間部分は汚れやすくて洗浄機では洗えないため定期的な清掃が必要になりそうです。

なお、電気的なところでいえば、10年以上前のラムダッシュとACアダプタ周りの使用は変化していません。端子部分の形状も基本的に同一で互換性があります。試しに古いACアダプタで使用してみましたが何の問題もありませんでした。予備になるので買い替えられる方は取っておくとよいと思います。

なお、6枚刃ということもあり替え刃もなかなかのお値段(8000円!)です。推奨交換間隔は1.5年と説明書に記載されていましたが、もうちょっと長く使えるかな・・・。

洗浄について

洗浄機については昔から口コミで「壊れる」という話が出ていますが、我が家の旧ラムダッシュは故障はありませんでした。おそらく週1回しかしていないのが影響していると思います。普段は髭くずを落としたりしているので、毎日洗浄しないんですよね。。

洗浄のシステムについては10年以上前と比較すればかなり変更されており洗浄機のサイズも大きく異なっていて、前後に短く、縦長になっているのが判ります。構造上は昔のものが内部が洗いにくい構造で、洗浄剤も別パッケージで大きかったため、進化していますね。洗浄時の音も明らかに小さいです。

また洗浄剤も液体になっているため資源の無駄も少ないです。・・・とはいえこのタイプの洗浄機になったの、実は10年前なので大多数の方はむしろ古い洗浄機見たことないんじゃないですかね。。。役に立てなくてスイマセン。

洗浄液は水を入れてから流し込むタイプです。入れた直後は洗浄剤が沈殿して濃度が不均一ですが、翌日確認すると拡散し均一になっていました。直後だと洗浄への影響や、ポンプに負担がかかる可能性があると思います。寿命に影響するかはわかりませんが、私は時間をおいてから洗浄しようと思います。

ケースごと洗浄できるようになって全体的な清潔度は向上しました。水が臭くなる問題はよく言われており少しアルコールを足している方もいらっしゃるようです。自己責任にはなりますが良いアイデアだと感じます。ただ使用しているプラスチックへの影響が判らないので長期利用でどんな影響があるのか不明です。

高くてもお勧めできる理由がある電気シェーバー

ということで12年ぶりくらいに電気シェーバーを更新しましたが、相変わらず快適です。ラムダッシュシリーズは総じてお値段高いですが、本記事のようにお勧めできる理由が確かにあります。USB-C充電にこだわらなければコストは圧縮できますし、個人的には型落ちになって値段が下がったところを狙うのが良いと思っています。機械として完成されているので型番変わっても大きく変わることはあまりないんですよね。

2022年末現在、ご紹介したシェーバーは約4万ですが10年なら年4千円の計算です。(替え刃費用除く)毎日使うものですし、スマホ等を考えればずっと安価ですよね(比較するなと言われそうですが・・・)20数年使っていて満足しているこのシェーバーシリーズ、検討されてはいかがでしょうか?後悔はしないんじゃないかと思いますよ。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!