IIJmioにMNPしつつ割安に購入 Xiaomi 11T pro の120W急速充電器は基本PD準拠 正真正銘のハイエンド端末でした

17分でほぼ満充電になるのは本当に衝撃です。そもそもスマホのバッテリーを120Wで充電なんて、爆発するんじゃないかと怖かったですが、発熱も常識範囲内で素晴らしいです。MIUI13にアップデートしたこの端末は性能的にも間違いなくハイエンドで4年のアップデートサービスもついていることから、長く使えますし間違いなくお勧めできる1台です。

楽天モバイルからのMNPで久しぶりにIIJmioを契約

我が家では楽天モバイルは元々2回線、自分と嫁さんで1回線ずつ契約していました。月々の費用は0−980円。特に嫁さんのものはRakuten handが欲しかったという不純な動機でしたが、それなりに楽しく使っていました。Rakuten handについてはこちらをどうぞ。(現在のhandは仕様が変わっており、サイズ感や勝手は共通のところが多いですが値段や性能が変わっているのでご注意ください)

個人的には3大キャリアに勝負を挑む楽天モバイルは今でも応援していますが、プラチナバンドの割当てがもらえないという圧倒的に不利な条件と、基本OSのアップデートがあまりなされない残念さは否めないと個人的には思います。エリア的な側面としてメインでは私の場合利用できませんし、我が家としてもサブとして最低1回線あれば問題ありません。ということで、常時費用がかかるなら1回線は解約、1回線はMNPしてついでに娘用の端末を割安に購入することにしました。そこでちょっと調べてみると期間が限定されるもののIIJmio とOCNは格安SIM系でも良く端末割引をしていることが判明し、今回は割安購入できたXiaomi 11T proを購入できるIIJmioを選ぶことにしました。

老舗のIIJmio ギガプランはかなり攻めた価格設定

IIJmioは私も現在のメインであるmineoの前にお世話になっていたMVNOです。元々IIJ(インターネットイニシアチブジャパン)は老舗のインターネットプロバイダで、会社名にインターネットが入っているようなネットワークに特化した会社で個人的には信頼しています。MVNOとしては回線品質にも定評がありますし、低速との切り替えスイッチも元祖だったんじゃないかと思います。

現在IIJmioが打ち出しているギガプランも個人的にはかなりアグレッシブな価格設定で人気が出るのもわかります。MVNOではいち早くeSIMにも対応しており、基本2GBで440円(税込)と激安です。今回はMNPを利用する音声プランですが、税込み850円と安価です。(楽天は3GBまで1078円)回線スピードとしては電波状況がよければ楽天の方が出るとは思いますが、エリア的な不満はなくなりサブ回線として問題ないと考えます。ギガプラン詳細は公式をどうぞ。

最近はキャリアのサブブランドという(個人的には)ちょっと反則的なプランも多いためMVNOは苦労していると思いますが、より柔軟で安価なプランが多いのはやはりMVNOです。我が家では通信費節減(3人の通信費合計で約5000円)のため、おそらく今後もサブブランドへ移行することはないと思います。速度面で不利ではありますが、十分実用的と思います。MVNOならIIJmioかmineoが個人的なオススメです。mineoについてはそのうちご紹介させていただきますね。

Xiaomi 11T pro はかなりの高性能端末

今回のMNPの目的がこのXiaomi 11T proです。とはいっても私はスマホゲームもしませんしニッチで小さいスマホが好きなので、この端末は高校生になった娘用です。日本の高校生のiPhone率の高さは娘も承知していますが、画面が大きいAndroidの方が良いとのことで選びました。詳細なスペックなどはケータイwatchさんなども参照ください。個人的なポイントは以下です。

  • 高速SoC Snapdragon 888
  • メモリ8GB ストレージ128GB ただしmicroSDは入らない
  • 6.67インチ 120Hz対応有機ELディスプレイ
  • FeliCa対応
  • 前代未聞の120W充電
  • アップデート4年間
  • 最大8K HDR対応カメラ
  • Harman/Kardonコラボスピーカー

見ての通り、正真正銘のハイスペック端末で今後数年、戦えるスペックです。高コスパのXiaomiですら128Gストレージの当初発売価格は7万程度でした。最近の半導体事情、世界情勢と円安を考えると今後のスマホは値上がり基調になることが想定され、これがMNPキャンペーンで3万円台で入手できるチャンスはもうないだろうという判断です。発売当初は想定される性能が発揮されないなど問題があったようで、実際に送られてきた初期バージョンのMIUI12だと何か引っ掛かりがある動作でしたが、後述のMIUI13まで2回に分けてバージョンアップすることで問題は無くなりました。

明るい場所での8K動画は見応えあり 1億画素は基本不要

Xiaomi 11T proを含むいくつかの製品で話題の1億画素カメラも試してみました。こちらも詳細は色々なサイトで詳細にまとめられているため説明も不要かと思いますが、結論から言うと動画については昼間の野外条件ならかなり面白いです。3万円台で購入できるスマホで8KHDR対応の動画が撮れるだけでも凄いですが、8K動画から切り出した静止画でも楽しめる解像度です。あらが見えない分、静止画よりも応用範囲が広いと思います。センサーが小さく被写界深度が深いのでパンフォーカスになり易いスマホカメラですが、動画ではそれが好ましい場合も多く、楽しく動画撮影ができると思います。ただし、ストレージの消費も半端ではなく、特に8Kでが1分1GBくらい持っていかれます。外部ストレージ必須ですね。バランス的には4K60FPSがおすすめになるかと思います。

カメラをやる方にはわかると思いますが、同じセンサーサイズで画素数を増やせば1画素当たり取り込める光子の量が減るのでS/Nが悪化します。回折の影響もありセンサーサイズ分不相応な画素数にしてもあまり意味がないはずで、スペック番長の1億画素カメラの優位性はないと思います。ただ光量が十分ある場合にはそれなりに有利になるため、日中野外で利用するシーンが多ければ楽しめるでしょうね。

とはいえ普通に撮影する場合には画素合成で1200万画素相当のスマホカメラになり、縮小による良好な解像感を得られるため基本性能は十分です。逆光耐性はあまり強くなくフレアが出やすいですが、素性としては悪くない気がします。広角カメラの画角はかなり広いです。代償として四隅の流れが結構ありますが、個人的にはヘタの補正せず素のままで出した方がいい気がします。カメラアプリではプロモードを選ばなければ1億画素数モードにはならないので、娘が日常でバシャバシャ撮るには十二分のカメラだと感じました。なお、エンタメ性能についてもディスプレイの美しさもさることながらスピーカー性能もなかなかに良好で、Dolby atmosまで対応しており楽しめます。

作例をいくつか上げましたが少なくとも屋外昼間のパフォーマンスは特に言う事はないです。お値段以上の移りをすると思います。全体に辺縁が甘くはなりますが、困るシーンは少ないと思います。スマホで撮った写真を等倍に拡大して見比べてもあまり意味があるとは思いませんが、そこそこトリミングしても十分耐えられる品質だと感じました。

Redmi note 11T pro 5G との主な違い

つい先日同じXiaomiからRedmiシリーズ最新製品としてRedmi note 11T pro 5Gという端末がリリースされ話題になっています。名前も似ていますが、異なる点は多いです。元々Redmiはややスペックを落としてさらなる高コスパを目指したシリーズなのですが、今回のRedmiを見ているとやはり円安の影響などを受けて価格が上がっている印象を受けます。現在の水準ならXiaomi 11T proが明らかに安いです。パッと見た範囲で分かった違いは下記の通りです。

  • SoC Snapdragon 888と695 処理能力にはかなりの差がある
  • ディスプレイサイズは同等 画質差不明 コーティングがGorilla Glass Victus と 5 で異なる
  • 急速充電 120Wと67W
  • マクロカメラの画素数 500万画素 と200万画素 実用性に違いあり
  • Redmiの独自機能としてはMicroSD対応、イヤホンジャック、eSIM

最下段、Redmiシリーズの独自機能にどの程度魅力を感じるかが分かれ目になります。MicroSD対応は正直羨ましいところです。

120W充電は本当に激速

個人的に気になっていたこのハイパーチャージ機能。本当にすごいです。専用の充電器とケーブルがついているので試してみましたが、本当に2%から100%まで17分くらいで充電されました。しかもバッテリー容量は5000mAh。あまり利用しなければ数日バッテリーが持ちます。さすがにそれなりに熱くなり、あまりのスピードに爆発しないか心配になります。

付属する120W充電器が気になったので確認してみましたが、基本的にはPD対応の充電器でした。付属のUSBーCケーブルも互換性を確保してあるようで、別な機器を繋いでも問題ありません。当方の機器では GPD WIN MAXは60Wで、モバイルバッテリーも規定の30Wで充電されました。

逆にPD充電器でどの程度急速充電できるのかも気になりましたので試しましたが、手持ちのCIO 65W充電器では約25Wでの充電となり、120Wには遠く及びませんでした。純正機器のみでの対応のようです。汎用のアダプターで60Wで充電出来ればベストだったのですが・・・。

MIUI13導入 初めての方は使い慣れないところも?

OSはXiaomi伝統のMIUIです。MIUIも当初はiOS意識しすぎな印象が強かったですが最近はかなり独自色を出してきています。基本的にはAndroidですが、UIや機能にはちょっと癖があります。メインの独自機能は「特別な機能」の中にあるのでわかりやすいのですが、国産スマホで一般的なホームボタン左側が「戻る」右側が「アプリ一覧」という並びは初期状態で逆なんですよね。この設定は「システムナビゲーション」のミラーボタンで設定します。またアプリ動作全体に影響を与える可能性がある独自の仮想メモリ機能「メモリ増設」は追加機能の中に入っています。個人的にはOFF推奨です。元の目盛りが多いので動作が不安定になる可能性がある仮想メモリは「現時点では」必要ないと考えます。

機能が豊富なのは良いのですが、独自機能の入り口は一つにしてもらえた方が個人的には嬉しいですね。MIUIで色々遊んでいる方は多くお見かけするので気になった方は是非色々調べてみてください。

重量級ですが満足感が高い端末、欠点はSD非対応のみ

娘用に購入したこのスマホですが、デカくて重くて迫力があるものの、性能そのものは極めて高いです。個人的に感心した動画周りなんかは、ジンバルでも使ってしっかり撮ってみたいなと思うほどでした。録画から表示まで全てHDR10+を活かした環境で行えるのも素晴らしいと思います。カメラ性能についても1億画素は置いておいて、周辺の流れはあれど良好だと思いました。私はゲームもやらないのでSnapdragon 888はオーバースペックですが、満足感が高い端末です。欠点として浮かぶのはmicro SDに非対応なところのみですね。ただiPhoneと比べるとストレージの管理が楽なのでデータは適宜別なメディアに退避させるのが効率が良いと思います。

こんな端末が3万円台で入手できる機会はそうないですし、今後もスマホは値上がり基調になると思いますので、スマホゲームや大画面での動画、エンタメを楽しむ方にはぜひお勧めしたい端末だと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!