Ankerのコンセント一体型モバイルバッテリー Anker 511 Power Bank レビュー スティック型はかさばらず便利、正面にも差込口が欲しくなる
Ankerの話題ですがプリンターではなくモバイルバッテリーです。初めてのコンセント一体型バッテリーとして購入しました。買う前はコンセント分無駄かなとも思ったのですが、5000mAhと元の容量が小さいので嵩張ることもなく、AC充電器としても使えるので以外と勝手が良かったです。
Anker 511 Power Bankについて
Anker 511 Power Bank は、Ankerから発売されているリップスティック型のコンセント一体型モバイルバッテリーです。ACアダプタ内蔵のためバッテリー単体としては大きくなりますが、搭載するバッテリー容量を限定しているため比較的小型で持ち運びやすいこと、単品でも充電器として使えるお手軽さから今回購入してみました。
なお、この商品は副題としてPowercore Fusion 5000という名前が入っているのですが、検索すると古い別な商品が出てきます。良かったら右のamazonリンクもご利用いただければと思います。なお、本体裏面には「PowerCore Fusion 5K」という表示がありました。
一般的なスペックは下記の通りです。Fusionシリーズの特徴としてコンセント一体型になっていますが、初の細長直方体で小型化されています。勝手に個人的印象も入れておきましたのでよかったら参考に・・・。
項目 | スペック | 個人的な印象 |
---|---|---|
型式 | バッテリー+急速充電器(20W) | 容量も出力も控えめ |
バッテリー容量 | 5000mAh | ↓ |
出力 | 5V=3A / 9V=2.22A(MAX 20W) | 9Vまでなので注意要 |
ポート | USB-C x1 Anker独自規格(PD互換、QC互換) | 独自規格だが不具合なし |
パススルー充電 | 可(書いてないけど) | おそらく出来てます |
重量 | 約170g | AC一体型で健闘してます |
サイズ | 113×30×30mm | 嵩張りにくいです |
充電時間 | 約2.5時間 | 可もなく不可もなく |
保証 | 18か月 + ストア会員は6か月延長保証あり | とても良い! |
外観、全体の印象について
青と白基調のAnkerパッケージですが、やはり全体としてコンパクトです。特にお金はかかってないですが十分なパッケージ。わかりやすい商品説明もありコンビニなどでもザラっと並べて販売されてそうな感じです。中身もリップスティック、としてはかなりデカいですが充電器付きバッテリーと考えると非常に小さく仕上がってるな、という印象を受けます。コンセント側にはよくAnker製バッテリーで見る丸ボタンがあり、残量がおおよそ分かるようになっています。
大昔、我が家で最初に買ったCheeroのダンボーバッテリーと並べてみました。ダンボーバッテリーは当時の水準では一番多い10000mAhで当製品の倍の容量がありますが、5V2.1Aまでしか対応してないにもかかわらずかなり大きいです。本商品はAC充電器までセットになっているので時代の進歩を感じますね。
コンセントがある側にUSBーC端子があります。コンセント面には認証が色々表示されています。もちろん日本対応です。艶消し部分がACアダプタってことですね。中身のバッテリーは確認していませんが、容量とサイズを考えると21700サイズなのかな・・・?なお、我が家では丸型ボタンは反応が悪いことが時々あります。
つやありブラック部分は指紋が付きやすいですが、いわゆるリップスティック形状を上手く表現した意匠だと思います。コンセントの折り畳みはやや硬めですが、その分しっかりしている感じで操作感は悪くありません。ストラップ?部分は正直微妙で、脱着も出来ませんし突起が出ているだけです。
排他利用でいいから正面にも差込口が欲しい気はする
リップスティック型ということで上部側にUSB-Cコネクタが搭載されている当商品ですが、個人的にはたとえ排他利用でも良いので丸形ボタンの下部にもう一つUSB-Cを付けてほしいと感じました。先端にあるUSB-Cは確かに便利なのですが、AC充電器としてコンセントに差し込む際、上のコンセントを使っているとUSB-Cケーブルがつけられないんですよ・・。AC充電器用途として売るならコンセントにつけた状態では正面側にコネクタが欲しいと感じました。
全体として小型化を目指すなら排他利用でもいいと思うんですが、ここが解決されるとこの商品の価値がより一層向上すると思います。たぶんこのページを読んでいただけることはないと思うんですが、Ankerさん、どうですか?(笑)
当方の主な使用用途
モバイルバッテリーなのでなんにでも使うことが出来るのですが、今回一番の使いどころとしては最近購入したmeta quest3用の外部バッテリーとしての利用です。スマホ等もそうですが、このバッテリーはポケットに突っこんだまま利用しやすいのが良いです。本体形状とUSB-Cの位置から、ケーブルの取り回しにストレスがないんですよね。quest3をかぶってポケットにこのバッテリーを入れると、ストレスのないVR生活が楽しめます。
容量的にはちょうどVR体験一回分(VR,疲れますよね?)て感じで、使い終わったらそのままコンセントに差し込んでおけばOKです。もちろん必要があればquest本体も充電できます。総じて扱いやすく、おそらく我が家ではほぼ専用になると思います。エリートストラップ的なものを自作して頭の後方に取り付けても良さそうで、そのうち作ってみようと思っています。Quest 3のレビューもそのうち書かせていただきますね!
マルチに使えて一家に一台あると便利なモバイルバッテリー
ということで購入数か月を経過しておりますが、色々な用途に使えてうれしいモバイルバッテリーだと思っています。充電器一体型は普段使いには大きくなりがちですが、このくらいのサイズ感であればちょっとした出張などでも重宝しますし、家の中に置いておいてもタブレット端末の充電のお供に等、便利に使えると思います。
個人的にはACアダプタ付きモバイルバッテリーは複数台ある必要はないと思いますし、今回購入するまでは充電器は別のほうが使い勝手が良いと思っていたのですが、今は1台はあると便利だなと感じています。興味を持たれた方検討してみてはいかがでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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