5年使ったiPad Pro 12.9(第5世代)の画面が故障 忘れかけていたAppleCare+ で無償交換できました!

5年間、自分のことなのに忘れて計6万以上お金を払っていましたが、結果として本体交換対応となり無駄になりませんでした、という話です。確かに高い、が、良いものは良いとも思います。でも流石に次は買えないかも。ところでどうして5年も前の商品の在庫があるのでしょうか?というおはなしです。

はじめと結論

2021年5月に発売され購入した iPad Pro 12.9インチ(第5世代) 。当ブログでもレビューを書いていますが、当時最新のM1チップとminiLED(Liquid Retina XDR)ディスプレイを搭載しオーバースペックな仕様であったため、5年以上経った今でも全く不足なく使用できています。当時の読みが当たってよかったですが、ついにmacモードは搭載されませんでしたね(笑)

今回miniLEDの不具合と思われる一部の画面異常が発生しましたが無事本体交換対応が行えたため、まだ当分頑張ってもらいます、というところと5年も前の商品の本体交換、Appleの在庫管理についても調べてみた、というブログ内容になります。

今回発生した症状 miniLED部の輝度異常

長らく使っていてトラブルもなく性能的にも問題なく使っていたipad proですが、しばらく前に時々画面向かって右側中央部の輝度がおかしいことに気づきました。状況からするとminiLED制御部?のどこかの不調だと思います。見えますでしょうか?

当初は日によって戻ったりもしていたのですが、次第にほぼ常時輝度異常が見受けられるようになりました。そのうち法則性に気づいて、画面の異常部分近傍の圧迫や、ちょっとした力の入れ具合で輝度異常が戻ったり生じたりすることにも気づきハード部分の接触不良等であることがほぼ確定しました。

画面を押したりすると戻ったりします

まあ5年使ったし、使用にすぐ差し障るわけではないからしばらく様子見かな、とも思っていた感じですが、よく考えたら保証で治るのでは?と思い入って忘れていたApplecare+の存在を認識しました。

加入したまま忘れかけていたAppleCare+が救世主に

購入時に高額であること、タブレットというよく持ち運ぶ機材であったこと、落下などの事故も補償対応であることから加入したAppleCare+ですが、幸い5年という期間にわたりノートラブルであったこともあり私自身も毎月お金を払っていることを忘れかけていました。月額請求って怖いですね。サブスク、気を付けないと。

多くの方はご存じと思いますが、このAppleCare+はバッテリー劣化にも対応しています。当時は数年使用してバッテリーが劣化したらこの保証で新品にしてもらって、そこでやめればいいかなと思っていたんですよね。Twitterを見ていると同じような方も結構いらっしゃるみたいです。皆さんが今回の私のように費用を回収?できるとも限りませんので、不要になったらどこかで終了するのが良い気もします。ぜひチェックしてみてください。

ちなみに私の場合、料金は月額で1100円でしたが今のAppleのホームページを見ると、現時点ではiPadのAppleCare+の料金は月額ですと640-1440円になっています。私のの相当品だと1440円になると思うので、製品価格が上がった分、AppleCare+の料金も順当に上がったことになります。保証という見えないコストに対する考え方は色々あると思いますが、私のように漫然と払うのはお勧めしません(笑)

5年間でかかったコストと本体交換費用

ということで費用の計算をしてみます。そもそも論として、現時点でコスパを考えた場合、iPad Proという選択肢は現在なかなか難しい立ち位置だと思います。正直なところ現行iPad Proは滅茶苦茶高いです。そりゃ進化はしていますが、結果として得られるユーザー体験が手元の5年落ちM1 ipad proと比較してコストに見合っているかと言われるとおそらくノーです。そもそもM1のipad proが出た際も、そもそもiPhone 用に作られたアプリを動かすのにはオーバースペックでした。時間が経ち、iOS側がM1に追いついてきた感じです。当時私がProにした理由は「M1が採用されて長く使えそうだから」が大きかったのでいまならiPad Airにするかな、と思いますね。

ということで、私が購入したこの第5世代のiPad pro セルラー版 256GBストレージは確認してみると定価で15万9800円だったとのことです。当時は「高級石板」と自分でも「高っかいなー!」と思いながら購入しましたが、その後5年間で状況は大きく変わりました。物価高と円安、メモリやストレージのAI需要が重なってこの手の製品価格はウナギ登りです。直近2026年7月現在の価格は13インチipad Proのセルラー版 256GBはなんと、30万4800円です!!ほぼ倍。そして今後も下がる要素はあまり見受けられません。せいぜいちょっと円が戻るくらいかも。11インチモデルの最安値でも約21万なので恐ろしい限りです・・・

ということで、AppleCare+で1100円/月=5年で6万以上払っていたのは自分でもびっくりでしたが、今回交換用のM1 ipad proは13万程度の価格でしたので、約半額で購入できた?ことになります。まだまだこれから使えることを考えると今回の結果としては十分元を取れたと思います。性能が十分ですし、OSもまだ現役。セキュリティパッチやアプリ対応のサポート期間を考えてもかなりのゆとりがあると思います。バッテリーが新品になっていることを考えればあと5年くらいつかえちゃうかも・・・。10年使えればトータル23万としても年間2.3万なので著しく高くはないですよね。

5年前の製品の交換機があるのはなぜ?

これは当然の疑問だと思うのですが、今回交換して手元に来たiPadは私の目から見ると新品と区別はつきません。実際それが整備品なのか新品なのかはわからない状態です。また、Appleのホームページにある整備済製品(iPad)について調べてみると、少なくともバッテリーと外装(おそらくディスプレーも含まれる)は新品になっています。取り外せる基板を再利用しているのかな、と思います。

ということで確認すると、2026年7月の時点ではすでに整備済製品リストは私の世代の次、第6世代のものが一番古いものとなっていて第5世代はすでにありませんでした。

また、今回はディスプレイの不具合がたまに治ってしまう場合もあるため、不具合の確認をAppleストアまで持っていって行ったので店員さんにも「なぜ5年前の製品の準新品があるのか」は聞いてみました。その店員さん曰く、単なる再生ではなく、実際に生産している、との回答でした。おそらく販売終了から5-7年、基本的な保証期間が終了するという「ビンテージ」に入る手前まで修理部品を生産している、ということだと思います。・・・すごいね、本当かな・・・?

上記を総合的に考えると、第5世代の私のものは現時点ではもう積極的に行う段階ではなく、生産そのものは今既に終了してストックしてある部品を使用して修理対応を行っているのではないかな、と推測します。そしてストックが亡くなるタイミングで「ビンテージ入り」を発表するのではないかなと。逆にいえば、まだ私の1つ前の世代、6年前の第4世代はまだほぼ新品を保持しているわけです。全世界でどの程度の台数販売されるのかわかりませんが、故障に備えるストックを何世代も膨大に保持できるのはすごいことですね。考えてみると車の部品もそうなのでしょうかね?車なんて10年くらいは当たり前なので、保守部品もかなり必要な気がします。そういうサプライチェーンがどうなっているのか、もしよかったら教えてください。

本体交換 バックアップの復元は一回失敗しました

ということで本体交換となりました。店舗にはものがなかったため、2回店舗にお邪魔することに。栄にストアがあって助かります。本当は直接交換品が届くエクスプレス交換サービスがあるのですが、前述の通り運ばれていった先でディスプレイ不具合の再現性があるかは不透明であったために今回は店舗に行くことにしたのですが、さすがに店舗は予約していても混んでいましたね・・・。ただ、受け取り時はそれなりに空いていましたし待ち時間はありませんでした。

さて、せっかくmacも手元にあるので、バックアップと復元も試してみました。それほどすごいデータは今は本体内に入っていなかったので全部いったんリセットでもよかったのですが試してみたかったという感じです。

通信ケーブルはThunderboltのものを使用したのですが、バックアップは30分くらいはかかった気がします。(ストレージ使用は半分くらいです)。mac上でみてみると圧縮されているようで、そのせいもあって時間がかかった印象です。ケーブルを考えるともっと速いかと思っていたのでそこは残念でした。

復旧はちょっと手間でした。純正同志の組み合わせですし難のトラブルもないかな、と思っていたのですが実際やってみると復旧に失敗してipadがリカバリーモードに入るなど、初心者だったら多少慌てるかもしれません。つないだ後PC側からiPadのOSアップデートをするようなのですがそこで躓いていた感じです。

結局一度完全にやり直して、まず交換品のiPadを手動で最新版OSにアップグレードした後にmacにつないで、そこから再度復旧処置をやりなおしたらすべて元通りになりました。ユーザー体験としては可もなく不可もなく、かなと思います。一回しか試していないので大きなことは言えませんが・・・。

値段は高いが、流石としか言えない部分もある

というわけで、確かにiPadは高いです。特にProの値上がりは尋常ではなく、当時と手取りの給与が大きく変わっていない私の場合、同じ価格帯では小さめのipad Air整備品くらいしか購入候補にあがらないかもしれません。下のものがM2世代のAir 小さめ11インチサイズですが、それでも13万くらいしてしまいますからね・・・

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現実的にはこれに私が個人的に押しているESRのキーボード付きケースなどを使うことになるんだろうな・・・と考えています。私は正直言って、30万をiPadにはかけられないです。

でも、今回のようなAppleのエコシステムの優秀さは流石としか言いようがない面もあります。コストは品質の証です。これを享受できる範囲で、支出を抑えていきたいところです。長く使うつもりで買った一台とはいえ、こうして無償交換という完璧な形で当分現役でいてくれるのはうれしい限りです。そのうち買うなら整備品にする気がしますが、買う機会をなるべく後回しに出来ると嬉しいなぁ。がんばれ私のiPad!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!