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wena3 rubberを購入! Suica, Quickpay, iDや、Edyも使えてお気に入りの時計がスマートウォッチに

2021年4月24日

以前から買おうと思っていた、時計のバンド部分がスマート化し電子マネーも使えるwena 3をついに購入しました。種類がいくつかありますが、元々持っている時計のヘッドをつけ外し出来バンドとしても使用できるようにrubblerにしました。非常に便利でお勧めですのでご紹介させていただきます。
動作については良かったらyoutubeもどうぞよろしくお願いいたします。

動作を見たい方はぜひ

wenaシリーズとは

今回紹介するwenaシリーズは2016年にソニーが発売したものが最初になります。スマートウォッチといいつつ、基本的な機能をバンドに組み込むことで、アナログ時計をはじめとする他の時計と組み合わせて使用できる画期的な製品で話題になりました。元々はクラウドファンディングでテストマーケティングを行い好評だったことから製品化されたという経緯があります。

当初はバンド部分といっても厚みや大きさがあり、ディスプレイも搭載されていなかったため所謂一般的なスマートウォッチとは異なるところも多かったのですが、徐々に改良が進んでいました。今回このwena 3ではバックル部分のみに機器が集約され、ディスプレイも大型化し、さらにsuicaに対応したことで大きく進化しています。

wena 3にもいくつかの種類があり、時計メーカーとのコラボ商品も複数ありますが、今回私が購入したものはスマートバンドとしても利用できるタイプのrubberという商品です。名前通り、メインはラバーバンドになっていてシリーズの中では安いのですが、オプションのコネクターを取り付けることで好きな時計をつけ外しできるという大きな特徴があるモデルです。

複数の電子マネーに対応 ファームアップを最初にしないとエラー発生

wena3は先の通り、モバイルsuicaに対応したことが大きな点で、こちらに関してはiOS、androidともアプリからapple pay, Google payを通してチャージが可能です。私が普段所有しているandroidデバイスからも問題なく初期設定とチャージができました。

また、前回のブログで契約したオリコカードを用いてiDとクイックペイも設定しました。この点についてはwena発売時からの古いシステムをそのまま利用しているためやや手間で、まずiOSがないと設定できません。また、あらかじめクレジットカード会社のシステムからモバイル型の電子マネーを発行する手続きが必要で、そのIDとパスワードをiOSの「おサイフリンク」アプリを通じてwenaに書き込むことで初めて利用ができる仕組みになっていますので、カード会社側の対応は確認しておいたほうがいいです。なお私の場合、オリコカードではiDとクイックペイで1.5%ポイントが付くため、できる限りこれで決済しようと考えています。オリコカードについては下記ブログも参照いただければ幸いです。

なお、購入後は最初にアプリで接続してファームウエアを更新しておかないとエラーが発生しおサイフリンクアプリが利用できませんでした。必ずファームウエアは最新の物に更新してください。androidで利用する私のような場合には、設定のためにiOSでペアリングを行う必要があり、端末の初期化が必要になるので最初に準備しておくことをお勧めします。

おサイフリンクアプリ自体はiOSデバイスであればipadでも利用可能です。私は家にあるipadで設定しました。アプリ自体が古く、全体的に遅いのは確かですが、指示に従えばそう迷うところはない印象で特にエラーなどなく設定できました。不安な点としてはそのうちこれらがサービス終了してしまう可能性です。元々ガラケー用の物だと思われるのでその点が心配。。。

一度設定してしまえば基本的にあとは意識する必要はありません。前述のsuicaを含め私の場合はiD,クイックペイを使用していますが、日常買い物等で利用するお店のほぼすべてがこの3種類のどれかに対応しています。財布どころかスマホすら不要でとても便利です。apple watch がほぼiphone専用端末であるのに対して、汎用性があり後述する特徴が際立つwena3はかなりの高評価です。

rubberでは睡眠時トラッカーとしても有用

私が買ったrubberは時計部分なしのwenaバックル部分のみで使用できるようにラバーバンドと組み合わせて利用するwenaになります。rubberの特徴は時計部分がなく軽量であるため睡眠トラッキングや目覚まし利用がしやすい点です。本体そのものの値段もwena3シリーズ内では安いです。ラバーbandは付属しているものを自分の手首サイズに合わせて切って取り付ける形になります。説明書でちゃんと説明されているのでちゃんと見てやれば大丈夫です。なお、多少の調整はできるので、余裕を持ったところから必要に応じて切り足すほうが安全です。切りすぎに注意しましょう(笑)私が購入したrubberはこちらになります。もしよかったらamazonリンクもご利用いただけるととてもうれしいです。

wena3は現在終売になっています。後継機種、発売されないかなぁ・・・

睡眠トラッカーとして使用する範囲では私が元々利用していたMi band 4よりも細かく見てくれる印象はあります。ただ、どの程度正しいのかは鈍感な私ではよくわかりません。もちろん目覚まし機能もありスマホアプリで設定することで朝になると震えて起こしてくれる機能も付いています。眠りが浅くなった時に起こしてくれるモードなどもありますが、自分は使っていません・・・。なお、mi band 4と重量比較をしてみましたが、下記の通り、wena 3 rubber は35gと、mi band より13g重かったです。金属製ですし頑張っていると個人的には思います。

一日のうち、ストレスと回復をみるbody energyという機能もあり、今後も面白く使えそうです。このbody energy 機能が上手く働くためには睡眠時にwenaを装着している必要があり(眠っている間に回復するので)つけない場合はお休み時間を設定することでうまく利用できるようです。私の場合は睡眠時も付けていますが、睡眠時間が足りていても眠りが悪いとenergyの回復が悪かったりしますしなかなか面白いです。

普段使いの自動巻き時計がスマートウォッチ化 見た目も問題なし

さて、このwena3 rubberに自分の普段使いの自動巻き時計を取り付けました。取り付けには別売のコネクターと時計の幅に合わせた接続部分の2つが必要で、6000円程度と意外に費用が掛かります(笑)装着した状態が下の写真になります。

時計のケースが銀色なので黒のrubberとの相性がどうなるか不安がありましたが、個人的には全く問題なし!のかっこよさです。いかがでしょうか?元々ついていた金属製ベルトは大切に保存しておきました。なおケース下に元々のバンドがあるためやや分厚くなります。厚みのある時計ではマッチングが崩れる可能性はありますのでご注意ください。サイズの問題がありますが、接続部を複数用意すればヘッドの付け替えもできそうです。バンド部は共通として、日によってお気に入りの時計ヘッドをつけるのも楽しいと思います。

ちなみにwena3との物理的接続については、専用のコネクター部分を両側からつまむことで脱着が可能です。2か所×2個の4つの爪で固定されます。個人的な感覚では日常生活でよっぽど無理な力がかからない限り、大切な時計が脱落してしまう可能性はなさそう。また、wena本体が手首裏側に装着されるので気になる方は保護フィルムを検討してもいいのではないかと思います。amazonリンクも貼らせていただきます、よかったらご利用いただければ幸いです。

バッテリー持ちも良好 1週間くらい使えます

バッテリーの持ちも小型軽量にもかかわらずなかなかのものです。私の環境だと1週間くらい使えそうな印象ですね。機能が絞られており、また時刻を見る必要がないのも影響していると思います。なお充電は専用のコネクタをつけてUSB-Cで行います。有線ですが、週1回くらいならそう面倒ではないと思います。ちなみに私は入浴時に充電してます。無線充電は便利ですが、本体が大きくなるくらいなら現状のほうがいいですね。ただ、充電コネクターはなくしそうで注意が必要と感じました。

さて、そんなわけで個人的には超おススメのwena3、長期にわたって付き合える相棒と思います。腕時計を普段使われている方や、財布やスマホをカバンからいちいち出したくない方など幅広く対応できるスマートウォッチとして検討されてはいかがでしょうか?

なお、ネットを見ていると発売当初色々不具合の指摘もあったようですが、今回私が色々試す限り大きな問題はすでに解決している印象です。(唯一わからないのはalexa連携で、うまく連携できないことが多い印象です。ご留意ください。)

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!