PD 60W給電可能な小型軽量20000mAhモバイルバッテリー MOTTERU MOT-MB20001 レビュー ふるさと納税にもあります
とてもお勧めできる、2年保証で実測340g程度でUSB-C x1, USB-A x1のスタンダードな構成のモバイルバッテリーでした。この容量でこのサイズはかなり優秀なのではないでしょうか?製造は中国ですが、販売元が日本なので、ふるさと納税返礼品として選ぶこともできます。
MOTTERUって?
私も実は今まで知らなかったのですが、海老名市にあるモバイル周辺機器を扱っているメーカーです。詳細は公式をご覧ください。ケーブル類や充電器、スマホアクセサリーetcが商品としてラインナップされています。モバイルバッテリーについては今回のMOT-MB20001のほか、18WまでのUSB-Aのみ対応したMOT-MB10001というポップでやはりかなり軽量(174g)の2種類ほか、バッテリー内臓LEDランタン、モバイルバッテリー付きAC充電器がありました。
会社の設立が2020年とかなり新しいことがわかります。今回の商品であるPD60W対応モバイルバッテリーも発売は2021年9月でかなり新しい商品です。日本企業が企画販売しているのは珍しいですよね。2年保証というのもうれしいところです。(ただ、こんなことをいうのも申し訳ないのですが、ちゃんと会社が存続するかは保証されませんね)ただ、こういった製品が画一化しやすい中において、ちょっと気の利いた商品が多い印象がありますのでぜひ頑張ってもらいたいところです。
PD対応モバイルバッテリーの選び方
最近の新製品はほとんどがUSB-C対応となっており、モバイルバッテリーもUSB-Cが主流になっています。一方で旧来のUSB-Aは完全になくなるまでしばらくかかると思われます。AppleのLighningなんかもありますので。また、PCやタブレットなどを含め急速充電についてはUSB-A時代では規格が乱立していたものの、USB-CにおいてはPD(Power delivery)が標準となりました。機器によって出力は異なりますし、今後もより高出力のものがサポートされていくとは思いますが、大容量モバイルバッテリーならPD対応は必須だと考えます。
一般的なノートPCであればACアダプタは65Wくらいのものが多く、web閲覧やオフィスの使用等通常利用の場合には45Wあれば使いながら充電できる印象です。個人的にはPD対応モバイルバッテリーでは45W以上が2021年時点での選択の目安かなと思います。またモバイルバッテリー自体の充電時間もPD対応ですとかなり高速です。ワット数が大きければ早いですが、満充電に近づくと落ちますし急速充電では発熱量も増えます。
もちろん、容量が大きければその分大きく重くなるので結局はバランスが大事です。
本製品の特徴
この製品は上記のバランスがとても良い印象を受けます。重くないPC対応モバイルバッテリーをお探しの方には特に刺さる商品だと思います。個人的に考える特徴は下記のとおりです。
- PD60W対応モバイルバッテリーで最小最軽量クラス 実測342g
- USB-A使用時もPDは45W出力を確保
- 欲張らない端子類(USB-Cx1,Ax1)ただし両端に分かれている
- 低電流機器対応
- バッテリーの充電はPD30Wまで
反対側にUSBーAがついてます
写真を見ていただくとわかる通り、細長で小型なのがよくわかると思います。まずサイズが150x58x25mmしかありません。大手AnkerのPowercore 3 19200ですと、1ポート多かったりPD入力が60Wだったりはしますが、169x79x22mmとかなりサイズが変わります。重量もこの商品のほうが約80g軽く、他の競合製品と比べても優秀です。スペックの差である充電を30WにしぼりUSB-C1ポート、USB-A1ポートにしているのも小型化に寄与しているかもしれません。ちなみに外観上はプラ製で安い感じはありますが、必要十分だと思います。
実際の動作
本体に有るボタンは一つだけで、残量インジケーターを兼ねています。LEDは4つとあまり多くありません。基本的には100%以下、75%以下、50%以下、25%以下が点灯の目安になり、5%で点滅になります。またPD給電の際には一番下のLEDが緑に光る事でPDになっていることがわかる仕様になっています。この方式の欠点としてはPDだと4つ点灯してるのか3つなのかはわかりません。ここには注意が必要だと思います。個人的にはPDかどうかのインジケータは不要だったのではないかと思います。
また、5秒間押し続けることで低電力充電モードに切り替わります。これは完全ワイヤレスイヤホンのような充電電流が少ない機器を接続した時にモバイルバッテリー側が切れてしまうのを防ぐ機能です。明記されていない商品も多いので使うかどうかはわかりませんが機能があるのは良い事です。
試しにGPD WIN MAXを充電してみましたが、約60Wで給電できることが確認できました。なお充電側は30Wなので満充電までは公称で3時間かかるとのことです。ちなみに60Wで充電できるAnkerのものは2時間と書いてありました。
ただ、私が感じるこの商品の欠点は一つだけ。USBーAは使用頻度が少ないとはいえ、2台同時充電の時便利なのですがこの商品は長辺の両端に出力端子(USB-A、USBーC)が分かれています。寝かせて使う分には良いのですが立てて使う場合は片側に端子が集中している方が使いやすいと感じます。商品が小型なので仕方のないところもあるのだと思いますが、残念なポイントです。私の場合、USBーAはL字プラグを装着してケーブルの取り回しを改善しました。
ふるさと納税でも選べます
この商品はAmazonで売られていますが、ふるさと納税の返礼品としてもラインナップされています。私はふるなびでの返礼品としてこの商品をいただきました。寄付金額は21000円です。(2021年12月現在)バッテリーが7000円として約3割、許容内いっぱいになっています。税金の納め具合にもよるとは思いますが、うまく利用できれば持ち出しは自己負担2000円だけですし、寄付金額そのものも高くはないので多くの方がワンストップ制度を用いれば特に問題なく返礼品を受け取れるのではないでしょうか?2000円で買うと思ったら相当安い買い物ですよね。もちろん元々の7000円も競合と比較して高くありませんし、広い方々にオススメできるモバイルバッテリーではないかと思います。
Youtubeもあります
実物を持った感じなどダイジェスト的な動画ですが、よろしければこちらもご覧ください。
MOTTERUの商品は海老名市のふるさと納税で他のものも出ているので興味のある方は見てみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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