MacBook Air M5 購入半年 Windows派ですが3Dスキャナー等にも最適化がなされていて快適 値段は高いが性能も高い

不便なところはAndroidとのファイル(ブログ用の写真とか)のやり取り等、Apple以外との連携かなと思います。3Dスキャナーがそこそこ動く軽量ノートPCとしては唯一の選択肢になると思います。PC全体の価格高騰化が進んでちょっとお勧めしにくくはなりますが、流石にモノは確かですね。

人生初Mac 買ってみた

もう半年以上前になりますが、当ブログはある程度使い倒さないと記事にしないのでこのタイミングになりました。Xでは何回かポストしていますが人生初Macです。

今回はこのMacbook Air M5の話です。パソコンを組むのも好きだし、パーツが選べて自作できるので私は基本的にWindows派です。

しかしこのメモリ、ストレージ高の昨今、もうおいそれと高性能なPCは組めなくなりますし、値段が上がりすぎる前に自分用のノートPCを買おうと思ったときに選択肢として挙がったのがMacです。

大きな理由の一つが3Dスキャナーでの利用。一般的なスキャナは動作にグラボが必要なのですが、Macの場合はそこが緩いんですよね・・・。妥協はあるのでしょうが、おそらく統合されたメモリによる帯域幅の広さが3Dスキャナーと相性が良いのだと思いますが、メモリがあればAirで行けるんじゃ・・・?と思いました。

デスクトップPCは持ち運べないし、かといってGeforce付のゲーミングノートPCはデカかったり重かったりするので、手ごろなサイズで万能なのでは??と思ったわけです。どれくらい使えるかわからなかったですが、Macの場合は「用途で合わなかったらそこそこ高値で売却する」、という選択肢があります。今後値段も上がるだろうし、損はたいしてしないだろうということで購入に踏み切りました。

メモリは32GB一択 価格は・・・今は値上がりしました

軽いほうがいいので13インチ、3Dスキャンでの利用やせっかくなのでローカルAI利用等も考慮してメモリはケチらず32GBにしています。3Dスキャナのソフトウエア要求もメモリはREVOPOINT POP4が24GBが推奨されているので、少なくとも16GB仕様は避けたほうがいいと思います。

本来はファンがついているProが良いとも思うのですが、価格面、重量面であまりうれしくなかったのもAirを選んだポイントです。Macbook Pro買うならゲーミングノートPCでもいいんじゃないかなと思いました。

価格は半年ちょっと前当時が24.5万円程度。高いけれどスペック考えれば妥当です。でも、今は先ほど調べたところ同じ構成で約30万円に値上がりしていました・・・。スペックはおおむねこんな感じです。(スペック表はAIに作成してもらいました。)私の購入した仕様は色変えておきます。

項目MacBook Air M5
CPU10コアCPU
GPU8コアGPU / 10コアGPU
Neural Engine16コア
メモリ16GB / 24GB / 32GB
SSD512GB / 1TB / 2TB / 4TB
ディスプレイ13.6インチ / 15.3インチ 液晶
解像度2560×1664 / 2880×1864
輝度500ニト
無線Wi-Fi 7、Bluetooth 6
ポートThunderbolt 4 ×2、MagSafe 3、3.5mmヘッドフォン
カメラ12MPセンターフレームカメラ
バッテリー最大18時間のビデオ再生、最大15時間のワイヤレスインターネット
重量13インチ 1.23kg / 15インチ 1.51kg
Macbook Airスペック表

個人的にはもうちょっと軽いほうが嬉しいです。目安は1kg。Airって軽さではないと思います。ただ、Windows機にGPUつける場合を考えると1.23kgは軽いので致し方ないです。

Amazonのリンクは基本構成の16GBのもので色も違いますが、これでも現在22.5万です。本当に値上がり幅がすごくてびっくりですね・・・。

実際の使用感 基本性能が高くバッテリー持ちも優秀

さて実際この半年使用していると、やはりよくできています。専用設計なのがやはり大きいのでしょう、ファンレスでもちょっとした作業ではろくに温度上昇もなく、USB電源あるなしでパフォーマンスも大差なく動きます。(充電しながらの使用は熱くなりますが)

多色印刷のスライサー処理なんかもきびきびしていますし、FreeCADやPlasticity等もノートPCを感じさせない軽快さです。32GBメモリにしたので、全体に余裕があります。

また、蓋を閉じてスリープしている際のバッテリー消費も非常に少ないです。開ければぱっと使える状態のサスペンドでも、ちょっと以前のWindowsノートだとそれなりに消費があったのですが、本当に少ない。実際通常の作業で使用していれば丸一日バッテリーが持ちます。まあ、ここは私が古いだけで最近のWindowsもかなり良くなっているようですが・・・。

ただ、負荷をかけたときはがっちり持っていかれます。元々のバッテリー量はそこまで多くないのか、3Dスキャナーを使っているとかなりの勢いでバッテリー残量が減っていき、本体もアツアツです。長時間のスキャンをするならコストと重量が許容できるならMacbook Proがお勧めの選択肢になると思いました。とりあえず私の現在の使い方ではAirで足りているので当分これで使っていこうと思います。Xiaomiのモバイルバッテリーでは約30分ですべて使い切って本体に充電され、おおよそ50%くらい回復する印象でした。元々のバッテリー容量が極端に多いわけではないのでやはり非常に高効率、低燃費なPCだと思います。ブログ書いている程度では全く熱くもなりませんし素晴らしい。

3Dスキャナー 使えます!!

ということで、試した範囲ではまあ大体大丈夫そう。EINSTAR2、POP4、そして最近なぜか我が家に届いたRockit!!すべてMacとの組み合わせで使えました。(直近のMacOS 27にしたところ現在無線接続に不具合があり、ターミナル経由で作業しないと繋がらないです。現在対処中)

クロスレーザーも含めてシビアな条件でもある程度の時間ならしっかり撮れますが、筐体の発熱とバッテリー消費もなかなかのものです。サーマルスロットリングでうまく撮れなくなるので大きいものだと途中休憩が必要になりますのでご注意を。

スキャンの点群生成やメッシュ生成も同様ですが、かかる時間は十分実用的です。やはりメモリが1か所で完結しているのが大きいのではないかと思います。ファンレスを酷使している自覚はありますが、Appleの耐久力を信じます。VEGAで作成した高精度テクスチャのウツホちゃんもMacで処理しました。

いや、しかしこの能力はやはり偉大です。やはり最適化と、過去資産を継がない、という姿勢の恩恵を感じますね。メインのデスクトップPCですらメモリ帯域の問題が発生するので、生半可なゲーミングノートPCよりMacbook Airのほうがお勧めの選択肢になる可能性すらあると感じました。(持っていないので何とも言えませんが)

DockはWindowsと同じようなアプリに

Macのソフトウエア資産はないので、Dockに入れておくショートカットはWindowsで使っているものばかりになりました。とはいえ、基本的に趣味で使うPCですので特に不足するところはありません。3Dスキャナーをはじめとする3DCG関連はもともとMac版が充実していますし、有料ソフトもMac版のライセンスを内包していることがほとんどだと思います。

もちろんメッシュ化した後はBlenderもFreeCADもPlasticityもFusionも、Mac版がありますので処理に困ることはありません。唯一iPad版を購入していた、LumaFusionという動画編集ソフトは元々Macにも最適化されているようで今後も編集作業に使えるかな、と思っています。お手頃価格で操作感もよく、私が作る程度の簡単な動画なら不足は全くありません。

逆にAppleの資産は現状ほとんどないですし使用していません。ブラウザはChromeメインでSafariは使っていませんし、マイクロソフトオフィスも入りました。ファイルのやり取りはOnedriveがこなしてくれます。私の使い道であればソフトウエア資産で悩むことはほとんどなさそうです。

ということで私のDockはこういう感じになっています。2枚目の一番左がLumafusionですが、前半はブラウザと3Dプリンター系、一番右サイドにEINSTARを入れています。ちなみにREVOSCANは今はこっちでは使っていないです。POP4は今貸し出ししているんですよね。

キーボードは私の環境に合わせて英語配列を選択

キーボードは英語配列にしました。最近自分で使うものを選ぶ際には英語キーボードが便利なんです。私は自分ショートカットで構成されているHHKB Studioも英語キーボードです。英語配列ならスペースバーが広く、記号類もまとまっていて扱いやすいと思います。もしよかったらHHKB Studioのブログもぜひ!

ちなみにMacの配列にはいまだになれません。Windowsでは特に利用頻度の高いCtrlキーが基本Commandになっていたりして扱いにくいんですよね・・・。ということでなるべくHHKBに合わせる形で、コピペはキーの変更を行いました。スクショのように、使わないCapsLockをコマンドキーに割り当てることで、コマンドキーがふたつになりますが、コピペ作業を違和感なく行えるようになりました。

IMEの切り替えはWindowsの英語キーボードだと今までCtrl+spaceを使っていましたが、これは左下の地球儀のキーが標準になっています。変更も考えましたが使用頻度はそう高くない(基本的に日本語のまま英語も入力することが多いです)のでそのままにしました。

どうしても面倒になるのはソフトウエア独自のショートカット系です。Plasticity とかでは地味に面倒なんですよね・・・。Altキーがoptionになっていたり、Windowsではコントロールだったものがそのままcontrolキーだったり。

この辺りは仕方ないものとして割り切ることにしましたが、まだ上手に使い分けできていません。最終的には日本車と外車の方向指示器の位置のように、自在に使い分けられるようになりたいなぁ。

そうそう、もう一つMacといえばトラックパッドですが、これは事前情報通り良いものでした。最近はWindows機もだいぶ操作性が上がっていますが、Macのトラックパッドはハプティクス部分も含め非常に良いと思います。画面のスクロールやマルチタッチ等もWindows機が寄せている部分ですね。ちなみにマウスのスクロールなどは私はWindows側を反転させていたので違和感はなかったです。

有料版OneDriveはMacとWindowsの橋渡しに有用

突然ですが、OnedriveってWindowsユーザーでもめちゃ評判悪い声が一部聞こえてくるのですが、私は年間プランに入っているせいか、めちゃくちゃ便利に使っています。容量も1TBあるのでファイルのやり取りに問題が生じることもありませんし、おそらくバックボーンが太いので処理が速いです。

今回Macを購入してOnedriveのありがたみが再確認できました。ファイルのやり取り全般が滅茶苦茶便利です。例えばデスクトップでPlasticityやFreeCADで作業していたものをMacで使いたい場合も、データはすべてOnedrive上に保存してあるのでシームレスに続きを行えます。クラウドストレージはPC2台以上ある場合は必須ですね・・・。

OnedriveはWindowsでは同期がほぼ完全に同時に行われるので、セーブした瞬間から同期が始まります。Windows機でもMacでも、アイコンで同期状態はわかりますし、通常のフォルダのように扱えましたので作業で困ることはありませんでした。経験上ですがGoogle driveは同期が同時に行われないことが多い印象なので、個人的には橋渡しにはOnedrive (有料版)はお勧めできる選択肢だと思います。Macを含めどのPCでもすべての作業の続きが出来る快適性、素晴らしいですよ。

他社競合製品に全く歩み寄らない姿勢は残念

やはりAppleです。基本的に他と共存しよう、という姿勢が感じられないんですよね。まあ全部Appleならそれはそれで幸せなのでしょうが、私は違います。例えばブログ用の写真などは大半Xiaomi 15Ultraで撮るのですが、コレをさっとMacに持っていく手段が非常に限られます。Windowsならクイックシェアで簡単なのに、Macではそういったことが不可能です。Googleとしては出さない理由がないので、おそらくAppleから許可が出ていないのかな・・・?

モバイルデバイスでもiPhoneとAndroidでやり取りするのは面倒なので当然ですが、本当にAppleは押し付け圧が強いんですよね・・・。すべて自社製品でないと許せないのだと思いますが、私のように色々なデバイスを持っていて利用したい人間には正直害悪でしかないです。Appleは最大公約数的商品を作ってはくれますが、ニッチなデバイスは作らないですからね。こうした「お仕着せの強さ」は、私が昔からMacを避けてきた理由の一つでもあります。常用しているスマホであるJelly Starなど、絶対Appleは用意してくれませんからね…

ちなみにEdgeについていた機能、DropでOnedrive 経由とはいえブラウザ経由で比較的簡便にファイルのやり取りができたのですが、先日この機能なくなってしまいました・・・かなしい。OnedriveがあるのでMacとの共存が成り立っていますが、Windowsと同時に色々やっていく場合はこうしたサービスに最低一つは加入する必要があるのではないかと思います。

Appleは好きじゃなくても、ノートPCならMacは良い選択肢

結論として、寝あがってしまったこともあり高価ですし重いですが、3Dスキャナーを動かせる程度の内蔵GPUを積んだノートパソコンとして考えた場合、Macbook Airは非常に魅力的な選択肢だと思います。ゲーム関連をやりたい方はもちろん向きませんが、3DCG系やスキャナ、プリンター関連ソフトウエアではショートカットを除いてMacに移行しても困ることは何もないと思います。個人的にはやはりちょっとした作業でのバッテリー消費が少ないのが美点ですね。

スライサーやスキャナのソフトウエアもMacへの最適化がおそらくWindows以上に進んでいるためかなり快適なパフォーマンスを発揮できます。非常によくできている、という点ではiPadと同じでさすがとしか言えません。

また昨今の急速なメモリ需要により各社ノートPCもぐいぐい値段が上昇しており、相対的にMacの高価さが薄れている気もします。他者デバイスとの共存で圧倒的なビハインドはありますが、高性能で持ち運べるノートPCとしてMacbook Airは魅力的なハードウエアだと思いました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!