Xiaomiの工具 Mijia 電動ロータリーツールキット レビュー ブラシレスコアレスモーター仕様で高コスパ

スマホやミニ掃除機等色々私がお世話になっているXiaomi。今回はちょっとした作業に役立つ充電式ミニルーターを購入しました。5000円台でバッテリー内蔵のブラシレスモーター仕様とXiaomiらしい充実した仕様で満足感が高いです。3Dプリンター用品など軽作業向けとしてバランスが良く、コスパが高い製品だと思います。

お手軽に削れる道具が欲しい

3Dプリンターを使っているとたまに「削る道具」が欲しくなります。売り物であれば最初から問題のない設計でぴったしに作ればよいのですが、実際は自分で使うものなどさっと作ることを優先して出来上がってみたらちょっときつい・・・ということもあります。削るのは樹脂ですしそれほど高性能、高価なものは必要ありませんよね。

そんな時、試作段階でも仕上げ段階でも、ちょっとしたときにあると便利なのがミニルーターです。老舗ではプロクソンさんから色々出ているシリーズがあります。私も以前、仕事でこのAC式ミニルーターは使ったことがあるのですがパワフルで安定している印象でした。絶対に必要、というわけではないため今まで家にはなかったのですが、今回のXiaomiミニルーターは価格もお手頃で場所も取らず、充電+USB-C式で使い勝手が非常に良さそうだったので購入することにしました。

Xiaomi と Mijia シリーズについて

Xiaomi といえばスマートフォンのイメージが強いですが、現在は生活家電や工具まで幅広く展開している中国の総合家電メーカーです。当ブログでもXiaomi製品はスマホ中心にレビューしていますが、今は販売がないハンディクリーナーも勝手が良い商品でした。最近の当ブログですと、スマホ電池交換を行っているブログ等もありますのでよかったらぜひ。海外含めてメジャーどころの製品は補修もしやすく個人的にはありがたいです。

下はそのXiaomiのハンディクリーナー向けにノズルを作ったブログですが、日本では販売がないもののグローバルではしばらく前Mijiaブランドで販売されていたものを購入し2代目となっています。1代目はさすがにバッテリーがだめになりました。

とはいえ、残念ながら分解と修理はできていません。ある程度壊さないと無理っぽい・・・。

Mijiaはライフスタイルものに現在名付けられるブランドで、国内製品だとドライヤーや空気清浄機の一部に名付けられています。ブランドロゴが猫でかわいいです。

右がmijiaのロゴ

突然登場した、Mijia 電動ロータリーツールキット

そんななか、2月にXiaomi Japanのアカウントから右のような感じで突然発売が開始されたのがこのロータリーツールキットです。

コンパクトで充電式でブラシレスコアレスモーターで5280円、リーズナブル!ということで私たち界隈?ではすごく話題になり、私もつい購入してしまいました。ええ、物欲ですから。

でもどうしてこれ販売することになったんでしょうね?なにせミニルーター、そんなに台数出ないじゃないですか。いくらXiaomiでも、一家に一台必要な商品じゃないですし。

でも見方によってはネイルとかで家で使う可能性もあるのかな?(という意見を拝見しました。)

あと理由があるのかないのかはわかりませんが、XiaomiではなくMijiaブランドなんですよね、これ。

Mijiaブランドってちょっと白っぽい製品のおしゃれ?ラインだと思っていたので個人的にはちょっと意外でした。同時に同じラインで工具のキットも発売されています。電動ドライバーつきでこの価格、悪くないと思います。トルクなどちょっとわからないのですが良かったらAmazonリンクもぜひご利用ください。

スペック概要と外観 ブラシレスコアレスモーターって?

スペック概要は下記の通りです。ブラシレスコアレスモーターで細身、充電式で一通りのビットとケースが付属しています。軽作業をメインとした仕様でバランスが良いと思います。しかも6000円以下。

項目内容
回転数約15,000〜22,000rpm
モーターブラシレスコアレスモーター
チャックネジ式
バッテリー持続時間約60分
電源バッテリー(充電90分) /  5V3A USB-C 両対応
重量約310g
サイズ約184×20×20.6mm
付属ビット16本(軸径2.35mm)
バッテリーリチウムイオン 3.7V 800mAh
スペック表

さて、ブラシレスコアレスモーターについてです。DCモーターにはいろいろ種類があります。一つはブラシの有無。整流システムです。ブラシモーターはいわゆるミニ四駆的なよくあるモーターで、シンプルでコストがかからないですが摩耗の問題があり高回転で回す前提のミニルーターだとメンテナンスが必要になる可能性があります。ブラシレスの場合はこれを電気的に行うため寿命が長く高回転向きで効率が良いです。

あとはコアの有無。コアはモーターの鉄芯のことです。コアレスは鉄芯がなく中空の円筒に銅線を巻いてある感じです。XiaomiのHPにも周囲に銅線がまかれた円筒が見えます。

回転体が軽量なのでぶれ(コギング)が出にくいですし、非常に高いトルクは出せませんが高効率なのが特徴になります。限りあるバッテリーではパワーを出しやすい構造です。反面、負荷がかかると回転数が落ちやすいので、軽作業向きだと思います。

この製品の用途にぴったりですが、やや高いらしいんですよね、このモーター。他の競合製品の採用がどうなのかわからないですが、この価格で積んでいるのは珍しいのかなと思います。

使い勝手について 扱いやすく発熱も少ない

届いて色々削ったり、最近では先日からいくつかお買い上げ頂いた私が欲しかったFitbit Charge6腕時計バンドの下処理にかなり威力を発揮しています。PEBAは肌あたりが良く非常にソフトなんですが、どうしてもさぽーと部分には余計なけばけばが残ります。

これを削り飛ばしてきれいにする、砥石くらいでのバフ掛けが非常に便利でした。丁寧に数本やっても軽くて握りやすいので手がつかれませんし、数本処理をしてみましたが本体の熱も気になりませんでした。

強く押し当てると回転は減衰しやすくトルクは大きくありませんが、離せばすぐに回転力が戻ります。震える感じもなくぶれません。強く押し付ける用途ではなく、回転力を使って研磨する感じで使っています。

ちなみにオンにした直後はモーター回転数が行ったり来たりして一定になるまで数秒かかります。回転数をフィードバックしてパワーを調整している感じです。この制御は使用中も入っており、削って抵抗が大きくなって回転数が落ちた状態で無負荷にすると、一過性に回転数が急上昇する感じになります。一番根本部分で回転数の調整が出来るのですが、そのターゲットに合わせて電流量を変化させる感じの制御だと感じました。

フィードバック制御がそれなりにラフなので回転数の変動が大きいですが、樹脂の加工やエッジング用途なら不満は出ない制御だと思います。

バッテリーについても2-30分くらいの作業であれば何ら問題はなく使用でき、コードレスの便利さを味わえます。ビットの変更はねじ式でしっかり把持できます。ケースは樹脂の爪で固定される簡易なものですが開けるとビットが立ち上がるようになっていて値段を考えると十分です。なお、収納時は本体のネジが緩んでいると入りません

しばらく使っていますがこれといったネガティブな部分はなく、個人的には5000円ちょっとでこれが買えるなら文句はないです。これ以上を求める場合には素直にAC式のものを買うべきだと思います。有名どころだとDremel とかPROXXONでしょうか。ただエントリーモデルのパワーはたぶん当品と差はないと思いますのでそこそこパワーがあるやつだと下のものが候補になるでしょうか。ビット付きだとだいぶ高くなりますが、35Wの消費電力で本体なら1万円を切ります。回転数はxiaomiのほうが早いのですが、あくまで無負荷状態なのでこちらのほうがパワフルに削れるはずです。(比較はしていないです、すみません)

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あとさらにコスト、お手軽さ優先なら模型用のものをいろいろ出しているaurochsさんのものがありました。3000円ととても安いです。チャック部分はワンタッチ仕様で2. 35mm専用、削る用のビットが色々ついています。(砥石とかバフ系はなし)。中身は中華系ODMだと思いますが、日本の企業です。

目の防護は忘れずに

削る系の道具などでは樹脂の破片が飛んでくることがあります。目に入ると危ないですし、また、回転系の道具なので自身の手をけがしてしまうリスクもあります。今回紹介するものは比較的パワーがないので大けがにはならないと思いますが防護はちゃんとしましょう。以前当ブログで紹介したのは下記のbolleのものですが今回の製品で言えばぶっちゃけなんでもいいと思います。下の写真のようなカバー範囲が広いものも一つあると便利ですが、装着感が悪いものも多く目への直撃が守れるこの程度でも今回の内容なら問題ないと思います。

あと、回転系ツールは手袋は基本使わないようにとなっています。(巻き込まれてけがをするため)私も素手で使っていて問題はないですが、皆さんけがには注意しましょう。細かい樹脂が飛びますので手洗いやお掃除も大事です。顔の防護という意味ではマスクがあってもいいと思います。

軽作業用として、3Dプリンターのお供に一台あると便利

ということで今回紹介したのはミニルーターでした。購入したXiaomiのものはかさばらず非常に良い感じです。皆さん、道具の置き場できっと困っていらっしゃると思うので、コンパクトでさっと使えるのがのがいちばんですよね!

個人的には3Dプリンターで色々作業される方は何かしら1台あると便利なものだと思います。ちょっとした印刷後の形状変更やサポート除去にも使えますし、ケガに注意が必要ではありますが5000円ちょっとの投資としては十分にありなのではないでしょうか?ぜひご検討ください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!