学生時代に欲しかった 芯出し不要、折れないシャープペンシル orenznero（オレンズネロ）値段の価値がある商品

2022年6月20日2024年1月5日

私自身が仕事で利用するのは安定のジェットストリームボールペンなのですが、子供を中心にシャープペンシルは重要です。今回ずっと気になっていたぺんてるの高機能シャープペンシル orenznero（オレンズネロ）を買ってみました。大人になるとシャーペンを使う機会は少ないですが、機構として完成された逸品だと感じましたのでご紹介させていただきます。

高機能シャープペンシル orenznero（オレンズネロ）

ペンてるの魂の詰まったorenznero。発売されたのは2017年なのでもう5年以上前になりますが、orenzneroはorenzという芯がカバーされていて折れない極細シャーペンとして2014年くらいに発売されたシャーペンの上位版です。ラインナップは0.2mmと0.3mmで、細く折れやすい芯を常に金属製カバーで覆うことで芯が折れないように工夫された商品でした。neroがついた本製品はそこにさらに「自動芯出し」機構がついたものになります。公式サイトはこちらです。

この二つの組み合わせにより、最初に書き始めればその芯がなくなるまで「折れずに」「芯出し操作も不要」で書き続けられるシャープペンシルが出来たわけです。シャーペンの再発明だと個人的には思います。この自動芯出し機構はペンを紙に押しつけて書字動作を行い、次に紙からペンを離すときに芯を送り出す仕組みになります。一筆書きで書き続けた際には芯出しが行えないという限界はありますが、通常そんなことしませんし現実的かつ非常に合理的な仕組みと思います。

一般用途で使いやすい0.5mmが追加

実際に購入して確認

というわけで購入したこのシャーペン。適度な重さがあり書字しやすいですし、金属の筒による書き味へのネガティブな影響も全然感じません。また、実際にどれだけ書いてもノックやフリフリ動作が必要ないのは使ってみないとわからない不思議さと楽しさがあります。このシャーペン、学生時代の自分に買ってあげたかったですね。

外観は渋くて、今回主に使用する娘（小学5年生）にダメ出しされそうかなと思いましたが、意外と好評に受け入れてもらえました。シンプルにカッコイイデザインです。基本形状もちょっと角張っていて正12面体となっており、鉛筆に近い感じを受けます。なお反対側には定番の消しゴムがちゃんとついていました。もちろんちょっと学校では鉛筆なので、家専用になります。

芯出し機構のところをよく確認すると、出てきた芯には内部のツメで把持したと思われる跡がありました。（写真参照）でも、ポンと置いてあってもこのシャーペンの特徴を全く感じさせないんですよね。マットでおしゃれなシャーペンなことはわかるのですが、orenzシステムや自動芯出し機構のすごさを感じさせません。かっこいいです。

保管時は筒ごと収納を 落下には注意したほうがよさそう

前の写真の最後が、保管時推奨の筒部分を収納した状態です。ノックをしつつ先端を机に押し付ける感じにすると金属製の外筒部分の大半が内部に引っ込んで落下などの衝撃に耐えられるようになります。この動作により金属のパイプが芯ごと引っ込んで、機構そのものを守る仕様になっています。

逆に言えば、普通に使用している最中に誤って落下させてしまうと故障のリスクがあり、注意が必要です。大抵シャーペンを落とす時なんて使っている最中なので、リスクは高いと個人的には思います。値段も値段ですし壊してしまった時の精神的ダメージも大きいですよねきっと。今回は小学生が使うので、耐久性などについては今後気づいたことがあったらご報告させていただきます。

シャーペンをよく使用される方にぜひおススメしたい一品

シャーペンをたくさん使っていても、「ノック不要とか別に今でも困っていないしな・・・」「滅多に芯折れたりしないしな・・・」そう思う方もいると思いますが、実際に使ってみると目から鱗です。こんなに楽なのか、という感想を持つ方も多いはず。見えないストレスにさらされていたことが実感できる商品だと思います。受験勉強等していた頃の自分にこれがあったらもしかしたらもっと勉強しやすかったかもしれません。長く使うほど効いてくる商品だと感じました。

値段は確かに安くありません。でも前述の通り落下などのアクシデントがなければですがシャーペンは長く使える商品です。機構が複雑なので耐久性のほどは正直わかりませんが、何年も使うことを考えると十分値段の価値がある一品だと思います。興味を持たれた方はご検討されてはいかがでしょうか？

今回も最後までお読みいただきありがとうございました！