insta360 one X シリーズは家族の記録動画にも最適な一台 未来への記録が残せます

2021年1月10日

現行機種として one X2が発売されていますが、私が所有しているのは旧製品になります。とはいえ基本スペックは共通しており、子供がいるお父さんにも最適な一台です。最初は色々面倒なのかな、と思っていましたが使ってみると撮影は簡単でカメラにボタンは2個しかありません(笑)将来見ても楽しい、そんな家族の動画が撮れると思います。

360度動画とは?難しくない?

360度動画とは文字通りカメラを中心に上下左右全てが記録されている動画です。
最近はドライブレコーダーにも採用されることがあるため、どんなものか漠然と知ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
カメラの基本構造としては対角180度の魚眼レンズが表裏に計2個ついているものになります。
後から映像を処理してVRでも見るようなぐるりと見渡せる映像にしたり、一部を切り出したりできます。

こういう言い方をすると難しいように感じられますが、撮影はむしろ非常に楽ちんです。
構える必要もピントを合わせる必要もなく、ただもってボタンを押せばOKです。
なにせこのカメラにはボタンもなんと2個しかありません。撮影モードを選んですぐに撮影ができます。
撮影後の後処理は必要ですが、最近はスマホでも処理できたりしますのでご安心を。

insta360 one Xシリーズについて

360度カメラとしては日本ではリコーさんのTHETAシリーズが比較的有名と思います。
ですが今回私が購入したのはこのinsta360 one Xでした。理由は下記のとおりです。

  • 動画の記録画素数が多い(全体で5.6Kと話題の4Kを軽く超えています。)
  • 保存メディアがmicroSDである(THETAは内蔵メモリのみで交換できない)
  • バッテリーが交換が可能(THETAはバッテリー交換に分解が必要です)
  • 超強力な手振れ補正がついている(ジンバルでとっているように安定します)

(注)マイク性能であったり静止画撮影能力や暗所性能などTHETAシリーズによっては優れている点も多くあります。また、値段に応じてラインナップが豊富なのも特徴になるため、比較されることをお勧めします。

insta 360からは他にもいくつかのカメラが発売されていますが、今回ご紹介するone Xシリーズは片手に持って撮影する360度専用のカメラになります。現在販売中のone X2はある程度の防水機能や小さいですがディスプレイも追加されており、完成度が高くなっています。

家族の記録映像に最適な理由

百聞は一見にしかずですが、下の映像をご覧ください。
私と3歳の子供が2人でちっちゃな遊園地の電車に乗っているちょっとした休日の風景です。
なお、私はカメラを片手に持って撮影していますが、あまり手は動かしていません。
ブログに乗せるために専用のソフトでフルHDで切り出していますが、3人目の見えない誰かが撮ってくれているように見えませんか?(実際の画像はどの方向も見ることができます)

・・・最適な理由、わかりましたでしょうか?そう、撮影者を含めみんなが写れることです!
子供が複数人いても、全員写れるんです。そして後から好きなところを確認できます。
カメラは持ってるだけでいいので撮影者もどこを見ていても構いません。
たとえば、視野の外で子供が転んでも死角でなければ後からどうして転んだのか確認ができます。(笑)

撮影者もばっちり映れます!

切り出し前の動画は保存しておくことで、VRにも対応できます。
VRゴーグルをかけて、カメラの視点から当時の世界に入り込んで振り返ることが可能なんです。
我が家では実際にお誕生日の映像を机に置いたこのカメラで撮影して、テーブル視点から見渡せるようにしてみましたが、何年も後で観た際にはきっと楽しめるのではないかという動画が撮れました。
(お見せできなくてすいません)

バッテリーとストレージ(記憶容量)には注意が必要

そんなわけで、個人的にはものすごく夢があり、家族にも文句なしにお勧めしたいこの360度カメラですが、現状での注意点もあります。それがバッテリーとストレージの消費が激しいことです。
元々カメラ2台分の情報が凝縮されているこの360度動画を撮影、保存するために仕方ないとは思います。
まずバッテリーについては、一日色々撮影しようとする場合は予備のものが必要になります。
純正はお値段もしますので私は互換バッテリーと充電器のセットを買って運用しています。
(使用は個人の責任になります。責任は負えませんが当方ではトラブルはありません。)

ストレージの消費もバカになりません。5.6Kの360度動画を撮影した場合、1分で約800Mバイトです。
当方では256GBのmicro-SDを使用していますが、これで大体5時間20分の撮影ができる計算です。
当然、その分データー保存用HDD(ハードディスク)等も必要になります。
バックアップまで考えると数年単位ではかなりの量になりますので追加の出費が避けられません。

なお、上記注意点2点と関連して、本体の発熱にも注意が必要です。(夏場はかなり熱くなります)
他の注意点としてはレンズ損傷の可能性も挙げておきます。
半球形に近いレンズが2個あるため、無造作に扱うとレンズを傷つける恐れがあります。
私は撮影時以外はシリコンカバーを用いて保護しています。

思い出はプライスレス

insta360 one Xシリーズに限らず、360度カメラの映像は通常のカメラやスマホでは絶対に撮影できません。
未来に残す楽しい思い出はプライスレスです。きっと満足できる買い物になると思いますよ。
私は自信を持ってお勧めします。
下記に商品リンク貼らせていただきますのでよろしければご利用いただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!