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出張のお供にも最高なGPD WIN MAX 拡張性抜群です

2020年12月11日

モバイルPCとして現在私が使っているのがこのGPD WIN MAXです。
拡張性が高いためUSB-C充電器以外に何も持つ必要がありません
ちょっとした作業からゲームまで、幅広く対応可能な懐の深さがあります。
ゲームの性能は色々なところでレビューされているので本稿ではビジネス利用を念頭にを見ていきたいと思います。
最後には懐かしのEeePCと並べて時代の変化を楽しんでみます。
よろしければ最後までご覧ください!

2021年6月追加

windows11へのアップグレードについて記事を書きました。当方ではちょっとUEFIでの変更が必要でした。
よろしければご覧ください。

GPD WIN MAXとは

最近日本でも販売が開始された、ゲームもできるモバイルパソコンです。
小型PCとしては強力なCPU、16GBのメモリ、高速な512GBストレージを兼ね備えており、割安感もあります。
筐体にゲームパッドが内蔵され、L2R2までちゃんとあります。
ごっついゲームは厳しいですが、クオリティとバランスをとることで幅広いゲームに対応できます。
場所を取らない拡張性抜群のモバイルPCとして十分に使いごたえのある出来になっていますよ。
2024年1月現在では別機種が後継となっており一回り大きくなっています。一応下記にamazonリンクを貼らせていただきます。よかったらご利用いただければ幸いです。

小さいが厚いボディ、強力な拡張性 有線LANまで

全体としてはコンパクトな筐体です。
本体はかなり厚くて重さもそれなりにあります。
ゲーム性能が取り上げられることが多いですが、個人的に特筆すべきはポート類の多さです。
いまだ意外に用途が多い普通のUSB3.0が2ポートあり、USB-Cが2ポートさらにあります。
うち一つはThunderbolt3で超高速外付けストレージや外付けGPUに対応しています。
もちろん通常型のHDMIもあり、さらにmicroSDカードも利用可能です。
そして、有線LAN接続ができるのも素晴らしい。このPCは最新のWIFI6にも対応していますが、有線のほうが便利なシーンは多々ありますよね。
スペックの詳細は私が購入したデントオンラインさんのページをご紹介させていただきますのでご覧ください。

画面は最小限だがタッチも対応 用途によっては2画面がお勧め

ディスプレイは8インチであまり大きくありません。
この筐体サイズでも狭額縁のディスプレイだとベストでしたが、価格を考えると仕方ないかと思います。
ですが意外と使い勝手は悪くなく、タッチも対応しているため扱いやすいです。
小さいため膝の上や新幹線や新幹線のテーブルにも乗せることができます。
ディスプレイを開く角度も180度までOKです。
ちょっとスペースがあれば先日ご紹介したこちらのディスプレイを用いると2画面で使うことができ作業効率が上がります。

意外と使えるタッチパッドとキーボード

最初はキーボードの上にタッチパッドがあるのはどうかなと思ったのですが使ってみると結構いいです。
本体が小さいのでそれほど手を伸ばさなくても使えます。
キーボードは英語配列ですので半角全角キーがない、記号の場所が異なるなど慣れが必要です。
ストロークはシッカリしていて文字を打つのに苦になることは今のところないです。
この記事もこれで書いています。
個人的には小さくてもファンクションキーがちゃんと独立しているところがうれしい点です。
タッチパッドで足りない作業をする際にはコンパクトなモバイルマウスと組み合わせるのがお勧めです。
ちなみに私はエレコムさんのCAPCLIPを使っています。

荷物が減るのがうれしい

最大の利点です。今まで必要としていたUSB-Cハブが不要です。
また、出力が小さい充電器でも問題ないところは特筆するべき利点です。
私が普段持ち運んでいるANKERのpowerport3 mini(30W)でも通常使用ではバッテリーが減りません
これはディスプレイの小ささも影響していると思います。(ゲームすると追いつかなくなって減っていきます)
PC単体ではそこまで小さいわけではないですが、荷物全体としてみた時には少なく済みます。写真のもの全部で約1.5kgでした。

注意したいところ

ディスプレイのサイズとも引き換えになってしまいますが、ゲームを意識した本機のディスプレイはあまり解像度が高くありません。
そのため表計算などでは不便を感じる機会が多いと思います。
広く画面を使いたい場合はやはり2画面がお勧めになると思います。
また、照度があまり高くなく、光沢液晶であるため明るい外での視認性がいまいちです
ノングレアのフィルムを私は貼ってカバーしていますが多少見にくさがあるのは否めません。

あとはやはり音でしょうか。負荷がかかった時のファンはかなり大きな音で回ります。
静かな場所だと気になると思います。ただこれには一定の解決策が用意されており、FnキーとFキーを押すことで静音モードに切り替えることができます。
また、電源モードを落とすことによっても改善が図れますが、快適性とのトレードオフになるでしょう。

EeePCと比べてみる

この記事読んでいただける方の中にEeePCをご存じの方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
EeePCは2008年くらい発売の当時一世を風靡した小型のパソコンです。
当時の価格で私の物は6万くらいでした。今のUMPCの元祖といっていい存在です。
ディスプレイは8.9インチ、重量は1kgちょっとです。この時代にbluetoothやカメラまでついてます。
当時を考えると大したものだと思います。
所有しているのはEeePCは901xです。でストレージなど手が入っていますがなんと今でも動きます。
windowsは動作が重過ぎるのでLinuxを入れていますが、ちょっと写真で比較してみましょう。

コンパクトながら分厚い筐体、意外と優れている拡張性など、共通点が多いと思いませんか?
スペックは比較にもなりませんが、目指すところは意外と近かったのかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございました!