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FreeCADを便利に! STEP保存とスライサーへの送信をワンクリックで行うマクロ作成 3Dプリンターでさっと印刷できます

はじめに

当ブログではFusionユーザー向け、としてFreeCAD情報を多く扱っており、最近ではYoutubeの動画もいくつか作成しています。動画を見ていただいてとりあえずソリッドが作成できるようになった方もいらっしゃると・・・嬉しいですね。以前のものもぜひよろしくお願いいたします。

今回はこちらの続きで、主に3Dプリンターと連携して使用するマクロを紹介したくてこの記事を書きました。よろしくお願いいたします。

今回は再びマクロ作成のはなし

しばらく前、当ブログ記事にさせて頂いたFreeCADのマクロ作成。AIの力を借りているので私のスキルでは全くありませんが、便利なものを自分の力で作れるのは非常に嬉しいところです。別に販売するわけではないですし、ちゃんと動いてくれさえすれば問題なし!

FreeCADは基本的なプログラムがそのままPythonで動いており、オープンソースであることからおそらくAIが学習するリソースが豊富なのだと思いますがAIとの相性が非常に良いのだと思います。無料で使える範囲のAIで普通に動作するマクロが比較的簡便に作成できてしまうのは非常にありがたいです。

今回はClaude 無料版を使用してFreeCADから指定フォルダにSTEPファイルを保存し、そのままそのファイルをスライサーで開くところまでをやってくれるマクロを作ってみました。動画も是非どうぞ!

Send to Slicerというマクロ、作りました

名前はなんでもよかったのですが、このマクロは日本語環境での仕様を想定しているため内部の説明は日本語です。機能としては単純ですが個人的には非常に役立つ機能です。仕様は以下の通りです。

  • WindowsまたはMacで動作(Linux環境は未検証)
  • 送りたいソリッドの一部(面など)を選択した状態で実行 ダイアログが出現
  • 選択されたソリッド(複数選択可)をSTEPで指定したフォルダに保存
  • 保存したソリッドを指定したスライサーで読み込み
  • 結果を表示

非常にシンプルですが、ストレスフリーでスライサーを開き直す手間もなくなりますし、3DプリンターとFreeCADをセットで扱われるのであればきっと役に立つと思います。ただ、おそらくどなたか似たようなものを作られているのではないかなぁとも思います。ぱっと見た範囲ではなかったのですが、むしろどうしてないのかわからないくらい、おそらく比較的簡便で有用性が高いマクロだと思うのですよね。もし、どなたかの2番煎じで意図せずパクっていたら本当に申し訳ないです

実際の動き

Youtubeと同様にMacでの動作になりますが、我が家のWindows機でもほぼ同じ動作をします。マクロを実行するとダイアログが開いて、今選択しているオブジェクトとその数、保存先フォルダや開きたい外部ソフトウェアを指定する画面になります。

保存フォルダは自分がわかりやすいものを一つ作っておくと良い気がします。いざというときのバックアップにもなりますし・・・。Windowsでが外部ソフトウェアの保存先が何処にあるか等は別途確認をお願いいたします。

すでにスライサーが実行されていた場合、Macでは原則としてアプリは1つしか開かないので今開いているスライサーにそのままモデルが読み込まれます。Windowsの場合ですと、Orca Slicerなどでは初期設定の状態で新規でスライサーが起動すると思います。既存のスライサーでモデルを開きたい場合は設定から多重起動の設定をOFFにすることができます。(画像はmacの画面です)

別な話になりますが、M5 macbookの使用頻度がとても増えています。バッテリー持ちが半端ないんですよね。キーの入れ替えで概ね違和感なく使えるようになりましたし、ずっとWindowsのみでしたがMacも素晴らしいPCだと思います。そのうちレビューも書きたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

以前紹介の役立つか不明のマクロも良かったらセットでどうぞ!

また、今回はこの動画内で、使用頻度は高くはなく、あまり役に立たないかもしれないけれど以前紹介した、ちょっと私が欲しくて作成したマクロを改めて紹介しています。詳しくはこちらの記事もぜひ。

エッジからの押し出しやスケッチ線からの押し出し機能は自分では結構気に入っています。動画でも出していますが、エッジからの押し出しですと、オフセットを中央にした場合くぼみができてしまうのですが、ある程度こういったものを作ってからPlasticityに持っていくと楽に修正もできますし、あって困ることはないかなと思っています。よかったら使ってみて下さい!

六角柱や格子状パターンは大物印刷やちょっとしたアクセント用に作りましたが、結構重宝しています。上のブログの状態だとちょっと使いづらいこともあると思いますので、全部入りのzipファイルを置いておきます。私は作ったマクロはクラウドのフォルダにおいており、マクロのフォルダを設定しています。

下にすべて一式入ったマクロを出しておきますのでぜひご利用下さい。但しご利用は自己責任でよろしくお願いいたします。解凍したマクロをご自身の任意のユーザーマクロ保存先に置けばいつでも呼び出して利用できます。

マクロセットはこちら!

紹介したマクロ一式はこちらです。macros.zip

  • send to slicer :STEP保存してスライサーで開く
  • edge to solid :エッジから指定した方向にソリッドを押し出し
  • sketch line to solid :線状のスケッチを薄く押し出し
  • 六角(hex)柱作成マクロ :六角柱をパターン上に並べたソリッドを作成
  • 格子パターン作成マクロ :反り防止の格子状パターンを作成

次回の動画はブーリアンについての予定

ということで今回は作ったマクロを出したくてこの記事とYoutubeビデオを作りました。ブログコンテンツが減りすぎるのも良くないので、次は私が使っているフィラメントドライヤーについてのブログにする予定です。

来月中にはブーリアンをメインとしたFreeCADの入門動画も作りたいと思いますが、Plasticityも紹介したいしやりたいことにやれていることが追いついていない現状があります。時間を作って少しずつ進めていきたいと考えています。

なんにせよ今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!