保温だけでなく加温も可能 Qi充電も可能な CIO マグウォーマー2 レビュー
ちょっと今回は文字通りコーヒーブレイク、この季節に嬉しいCIOのMagwarmer2のレビューです。発売時にこれは面白そうということで買ってしまいました。対応機器お持ちのかたのみならず、マグウォーマーとしてもなかなか良いものです。ちょっと高いけれど長く使えそうな印象です。
寒くなったので温かい飲み物を保温したい
深く考えていたわけではありませんが、寒い日にデスクワークしているとあったかい飲み物が飲みたくなりますよね。でも入れたら呼ばれてしまい、帰ってきたら冷えていた・・・そんな悲しい記憶、皆さんないですか?
カップって意外とすぐ冷めてしまいますし、レンジまで行くのも面倒だし・・・とまあ、そんな難しく考えていたわけではないのですが、たまたまみかけたんですよ、これ。CIOの無線充電機能付きマグウォーマー。発売記念でちょっと安かったので購入してしまいました。あまりqi2充電の機器持っていないんですけれどね!!
面白いプロダクトとしてガジェット好きの私の琴線に響いたので購入しました。CIOは結構好きではない方もいらっしゃるようですが(充電の定格が長時間持続できない、故障が多い等の話を耳にします)、幸い私の手元にあるものはいずれも元気に動いています。当ブログでも紹介していますのでよかったらこちらもぜひ。
以来自分で使っているのですが、使い勝手も良く役立っているのでご紹介させていただきます。
マグウォーマー2について
CIOは元々充電器やバッテリーなどのガジェットを発売されている企画販売を日本で行っている企業です。前述の充電器やバッテリーも特徴がそれぞれあり気に入って使っています。ということで今回のガジェット、「Magwarmer2」は、スマートフォンなどのQi2ワイヤレス充電に対応した充電器とマグカップウォーマーを2個イチにした製品です。・・・よく思いつきましたよね、これ。
基本的にはqi2充電器に専用のマグカップ(セラミックヒーター内蔵)を載せるとモードが切り替わって保温出来る、という感じかなと思います。詳細は記載されていませんが、IHのような無線給電でセラミックを温めていると思います。PTCセラミックかな?
amazonリンクも良かったらご確認ください。お値段はマグウォーマーとしては高いです(笑)。ただqi充電器の価格を足し算すれば大分コスパは改善します。2000円の充電器と3000円のウォーマーがセットになった感じ。専用コップ含めて6000円に付加価値って感じでしょうか?ガジェット好きとしてはカップも結構いいし、所有欲満たされる感ありますよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CIO-MGW-WL15-V2 |
| マグカップサイズ | 高さ 約 116 mm × 直径 85 mm (保温時合計高さ約129mm) |
| 本体サイズ | 約 110 mm × 90 mm × 13 mm |
| マグカップ重量 容量 | 約250g 満水時:350ml |
| 温度範囲 | 最大約75℃ 1度刻みで設定可 |
| 電源 | USB-C(PD対応) 9V⎓2.2A アダプタ別売り |
| Qi充電 | 最大12V 15W(Qi2対応) |
| アプリ対応 | 温度設定・タイマー機能 (マイ設定3つ) |
製品外観等
パッケージは簡素で必要最小限ですが、そこそこのサイズのマグカップが入っているため小さくはないです。変わり種の商品なだけあって外観上も結構ちゃんと説明書きがなされていると思います。
本体台座はかなり薄型で背面は通気口になっています。アクティブなファンはないようです。コイルなきがする、という報告がありましたが私は気になりませんでした。なおUSBポートは紫色です。背面にはちゃんと電波法準拠マークが。Bluetooth対応ですからね。qi2マークもちゃんとあります。
マグカップは比較的大きくしっかりどっしりした感じ。とはいえ取っ手も大きく中身が入っていても重さは意外と気になりません。全体的にマットな質感で好みです。蓋はプラスチック製でゴムパッキン付きですが、実は使ったことがないです(笑)2つに分かれて洗えるようになっているのと、ふた状になっているものの隙間があってそこから飲み物が出てくる感じで埃避けを兼ねています。
因みに私の手は男性としては小さめくらいです。大きさの感じが伝わるといいのですが・・・?
保温だけでなく加温が出来るパワー 夏は冷たいものも可
一般的なマグウォーマーは「冷めた飲み物を温め直す」ことは苦手ですが、この製品はヒーター内蔵の専用マグカップを使用するために熱源が飲み物に近いです。そのため比較的電力消費が少ないにもかかわらずちゃんと中身を温めることが出来ます。勿論ゆっくりではあるのですが、例えば朝イチで常温のお茶を入れておいて放置すると一仕事終わるとしっかりあったかい、みたいなことが出来ます。すばらしい。
また、本体は断熱構造ではありませんが2重構造になっているため氷が入った冷たいものを入れても結露はしません。冬場だけでなく夏場も普通にマグカップとして使えます。冬場にあせかかないのはいいですね。面倒なので多分私は一年中コレを使うと思います。
なお、保温後は本体、マグカップ底面ともそれなりに熱くなりますが、カップ側は断熱剤も入っているとのことで触れない温度にはなっていません。地味ながらよいポイントです。専用品でない一般的なウォーマーは熱源がカップの外なので暖まり方がかなり異なる印象です。
なお、保温についてはたまに安全機構?なのか電源がオフになっていることがあって失敗するケースもありました。再現性等がはっきりせずどのタイミングで生じるかは分かっていないのですが・・・。もしかしたらフルパワーで回すと機材の温度が高くなりすぎるのかもしれません。底面や机の表面も結構熱くなるため、私は3Dプリンターで少し下駄をはかせて温度が高くなりすぎないようにしてみました。
Qi2充電は12Vで実用的
では充電機能の方です。私の手元にあるのってKindleとXiaomiのスマホくらいなのですが、もちろんどちらも充電可能です。qi2の充電器は色々ありますが、充電器としての性能は平凡です。まあ規格そのものがそれほど大したことはありませんが、12V、15Wまでとなります。写真のようにKindleは7w、xiaomiは12W程度で充電されています。xiaomiはわざわざワイヤレス充電は効率悪いよ、と表示までしてくれました(笑)。
基本的には電源が入っていればポンと置くだけでスタートします。発熱量はそれなりです。特に使い勝手に問題はありませんでした。qi2になって無線充電も実用的になってきたなと感じます。
アプリは・・・ 使っていない
アプリもあります。とはいえ私もブログを書くためにインストールした感じで基本的に使っていません。またこのアプリ、中国のどこに外注したのかはわかりませんが使い勝手が非常に悪いです。使えないこともない?くらい。もう少し何とかしたほうがいい。Google play storeも低評価の嵐です。
また利用にログインが必要なのも面倒です。さらにアカウントをアプリ上から作成しようとするとちょっとした操作でアプリ画面に戻されてしまいアカウント作成するまでの段階でダメでした。元々webでアカウントを作っておくのがいいと思います。使いたければ、ですがお勧めはしません。少なくとも今は。
アプリの立ち上がりも非常に遅いですし、設定を変更するとき等も基本的にもっさりしています。(マグウォーマーへの送信はすぐできているっぽい)機能として独自なのはタイマー設定が出来る事でしょう。本体側は電源のオンオフと温度設定しか出来ませんのでタイマーが欲しい場合はアプリが必要になります。タイマーが不要の場合、使い勝手が現在のままならアプリはおまけ以上の価値はあまりないと思います。
CIOはアプリやるならちゃんとお金かけたほうがいいと思います。この声が届くと良いのですが。
細かいところはある、がそれ以上に非常に有用
他に特に気になるのは本体の主電源?でしょうか。電源ボタンはタッチセンサーになっていて長く押すと電源のオンオフが出来るのですがこのレスポンス、使い勝手が悪いです。まだ消すのはいいんですよ、長く押しておけばいいので。でもつけるのが難しいです。タッチのセンサーが限局的でどこをどれくらいの間押せばいいかわかりません。なんとなくべたっと5数えるくらい押す感じ。
なお、面倒だったら一回USBケーブルを抜いて入れなおせば待機状態になります。そのほうが早いかも。
とまあ、アプリを使わなければ、細かい点はあるものの総じて有用です。こういう商品ってあまり見かけないので非常に魅力的だと思います。基本性能に問題はないですし。暖かい飲み物が若干のマイナスポイントを補ってくれますよね!
ちょっとお値段はしますが、日々の生活を豊かにしてくれるこういうグッズは私は大好きですし応援したいです。皆さんも検討されてはいかがでしょうか?
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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